ノートオーラ ワイドトレッドスペーサーの取付 Vol.4 |
ほぼほぼタイヤがツライチになった訳ですが それはノーマル状態の車高であって 約15~20ミリほど車高を落とすとキャンバー角が付くので このように約4ミリほどフェンダーの内側に入ってしまいます。 ちなみにキャンバー角が付くのは ストラット式のサスペンションを採用したフロント側だけで リアはトーションビーム式なので 車高を落としてもキャンバー角は変わりませんでした。 |
ということで今回は 車高を落としてタイヤが内側に入った分を補う為に 同じ協永産業のワイドトレッドスペーサーでも 15ミリ幅のタイプ(4015W3)を使います。 |
今回も15ミリ用ワイトレのハブリングを用意しますが やはりメーカー自体にはノート用の設定が無いので お店が独自でセット売りしていますよ。 協永産業の15mmのワイトレ用ハブリング(60mm)の W1560が4枚付属しています。 |
15ミリのワイドトレッドスペーサーの重量は ワイドトレッドスペーサー本体のみだと592gでした。 つまり、11ミリのワイトレよりも119g重くなっていますね。 |
作業的には11ミリスペーサーと全く同じなので省略しますが 15ミリからはナットホールのサイズも大きくなるので 工具を選ばなくなります。 あと、ワイトレのハブボルト自体も15ミリからは少し長くなるので 3ミリのスペーサーなら余裕で取付出来ます。 |
15ミリのワイトレの場合 ハブボルトの飛び出し量は11ミリ強くらいになりますね。 なので車体からのハブボルトがワイトレ内に収めるには 25ミリ以上のワイトレを装着する必要がありそうです。 |
車高を落としてから15ミリのワイトレを取り付けした事で 6.5J+20のホイールサイズになった訳ですが これでタイヤがツライチになりました。 という事で・・車高を15~20ミリほど落とした場合では 6.5Jのホイールだと+20のオフセットまで問題がない事が分かりました。 車高を落としていない状態なら 6.5Jのホイールだと+24のオフセットまで問題なさそうです。 |
左からノーマル車高で11ミリのワイトレにより タイヤがほぼツライチ。 真ん中がほぼツライチ状態から 車高をダウンした事で約5ミリ内側に入った状態。 右が車高ダウン状態からの 15ミリのワイトレによりタイヤツライチです。 |
これで普通のノートが追いつけない領域まで タイヤを外に張り出したので 高いコーナーリング性能を得ることが出来ましたが タイヤツライチにもデメリットはあります。 まずタイヤの中心あたりから下の部分が フェンダーよりも飛び出しているので タイヤが跳ね上げた水しぶきや泥が 思いっきり車体に掛かるので 主にドアの下部が汚れやすくなります。 あと、最小回転半径が大きくなるので小回りがより効かなくなります。 元々、ノートの最小回転半径が4.9mなのに対し トレッドを左右で20ミリ広げたノートオーラは5.2mなので 車高を落としたノートオーラでは 左右で30ミリほどトレッドを広げたので 最小回転半径はおおよそ5.6m~5.7mくらいに なったのではないかと思われます。 なので以前よりもノートオーラ標準装備の アラウンドビューモニターがより活躍出来ますね。 |