DJデミオを試乗する前のイメージでは
本命のディーゼルデミオで、その廉価版のガソリンデミオ・・
という感じで、何も迷うことがなく
ディーゼルデミオしか見えていませんでした。
廉価版のガソリンデミオは
普段の足に使ったり、社用車にしたりで
自動車に拘りのない人が乗るモデルだと思っていたのです。
で、実際にディーゼルとガソリンの両方に試乗しました。
そして、予想はあっさり裏切られたのです。
まず、ガソリンデミオの静粛性の高さに驚かされました。
これは、車内にディーゼルエンジン特有のカタカタ音が聞こえてくる
ディーゼルデミオに対してではなく
同クラスの他社のガソリン車と比べても静かだったのです。
速度を出せば出すほど、車内の静かさは際立ち
高速道路を時速100Kmで巡航している時の感覚は
2リッタークラスのセダンに乗っているんじゃないかと
錯覚するほど静かです。
間違いなくガソリンデミオの最大の魅力は静粛性だと思いました。
騒音が大きいディーゼルエンジンの音を封印する為の防音処理は
ガソリンデミオにとっては、過剰すぎたのかもしれませんね・・ |