MAZDA DJ DEMIO ディーゼルとガソリン・・Vol.2 |
SKYACTIV-D 1.5 ディーゼルターボエンジン |
成熟しきった感のある究極のガソリンエンジンと まだまだこれから大幅に進化しそうなディーゼルエンジンを 比べる感じですが、実際に走って見ると・・ ディーゼルエンジンは、どうしてもスペック表に書いてある 数字のイメージから、停止状態からのスタートダッシュで 爆発的な加速の縦Gを味わえるんじゃないかと 思ってしまいがちですが、出だしの2000回転くらいまでは 実にマイルドなトルク感で あれ・・1300ccのガソリンとあんまり変わらないんじゃないの?? と、拍子抜けしたかと思いきや 2000回転を超えたあたりからの加速では 力強い加速のGが襲ってきて それが4000回転くらいまで持続します。
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その加速フィーリングは、まるで2.5Lクラスのガソリンエンジンを 積んでいるんじゃないかと錯覚するような加速で ちょっと回しただけでも、すぐに加速が頭打ちする従来の ディーゼルエンジンの印象は、まったくありませんでした。 唯一、ディーゼルエンジンだと分かる要素は やはり、カタカタした独特な音が車内にも伝わってくる所ですね。
実際に車内の運転席にて、騒音を収録してみました。 ※ディーゼルとガソリンとの音量の差や ディーゼルデミオ(冷間時のエンジン始動) ガソリンデミオ(冷間時のエンジン始動) 冷間時にエンジンを始動しても ディーゼルエンジンは、温間時とほとんど エンジンの回転数が変わらず一定なのに対して ガソリンエンジンでは、触媒を急速に暖める為に 18秒間の間、エンジンの回転数が約1400回転まで高まり その時の音圧レベルは、ディーゼルエンジンよりも 騒音が大きい事が分かります。
ディーゼルデミオ(温間時のアイドリング~空ふかし) ガソリンデミオ(温間時のアイドリング~空ふかし) エンジンが完全に暖まると、ガソリンデミオは アイドリングの回転数が約500回転まで下がり 非常に静かになりますが ディーゼルエンジンは、冷間時とあまり変わらず 約750回転ほど回っています。 その時の音圧レベルを調べてみると ガソリンエンジンよりディーゼルの方が 約5~6dB(デシベル)騒音が大きい事が分かりました。 5~6dBの差は、体感的に1.5倍~2倍ほど音が大きく聞こえます。 |