MAZDA DJ DEMIO ローダウンサスの取付・・Vol.2 |
まずは、作業が簡単なリア側のサスから交換してみます。 とりあえず車体を持ち上げる前に 車体の後ろから覗いて 左右のリアショック下側のボルト(17ミリ)と 左右のリアホイールのナットを軽く緩めます。
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そして、車体のリア側をジャッキアップして 左右のリアタイヤを外します。 左右の両方を持ち上げるので MTならバックギアに入れてフロントタイヤには タイヤストッパーを噛ましておきます。 パンタジャッキは安定性が悪いので 外したタイヤをパンタジャッキの隣に寝かせて置くと安心ですね。
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まずは車体右側にある オートレベリングセンサーのアームを外すので 矢印のナット(10ミリ)を外します。 ヘッドライトがオートレベリングではない車輌は この作業を飛ばしてください。
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次に、先ほど緩めたショック下側の 左右のボルトを完全に外します。 サスペンション関係のボルトには、バネ圧や サスペンション自体の重さなど、常に力が掛かっているので そのまま抜こうとすると硬く、回しながら外す事になりますが サスペンションを下からジャッキで ほんの少しだけ支える事で 力を入れることなくボルトが簡単に抜けますよ。 これは全てのサスペンションに共通します。 ジャッキが無い場合は、膝で持ち上げたりします。
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左右のショックが外れると、リアサスペンションが ダラ~んと下がるので、バネが抜ける状態になります。 バネは手で上側に少し縮ませてから 下側をずらして抜きます。 バネが抜けない場合は ドラムブレーキを膝で上から押さえ付けながらバネを外します。 上側のゴムもバネと一緒に付いてきますよ。 もちろん反対側の右側も一緒に作業してください。
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上側のゴムをローダウンサスに移植してから ローダウンサスをセットします。 まずは、上側のゴムを穴に通してから そのまま手でバネを縮ませながら 下側をスライドさせてセットします。
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左側のバネを入れている間に 右側のバネの状態が変わって 上側のゴムがズレたりするので気をつけてください。 上側のゴムが曲がったりせずに 車体に真っ直ぐくっついている事を確認します。
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サスペンションを下からジャッキで持ち上げて 左右のショック下側のボルトを締め付けずに仮止めします。 ジャッキがない場合は、膝でドラムブレーキを 持ち上げながらボルトを通します。
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オートレベリグのセンサーアームも元に戻します。 アームとネジの根元の形状がきっちり合うように取り付けます。 後は、タイヤを付けてジャッキを下ろしてから 最後にショック下側のボルトを本締めすると リアサスペンションの交換作業は終了です。 |