シグナスグリファス・NMAX・Xフォース プーリー交換 Vol.4 |
GRYPHUS ・ NMAX ・ X FORCE - Pulley&Weight roller |
|
左:ノーマル 上:エンデュランス 右:TFC RBスタイルプーリー
次は155ccのXフォースにて
プーリーによるギア比の違いを調べました。
駆動系はシグナスグリファスと基本的に同じですが
Xフォースはグリファスよりもタイヤ外径が大きい分だけ
ギア比がハイギヤード化しているのと
掲載している全てのプーリーは
Xフォース純正の13gのウェイトローラーを使っているので
シグナスグリファスの11gよりも
エンジン回転数が抑えられた仕様になっています。
まずはゆっくり加速をしていき4500回転に到達しましたが
純正とTFCのギア比はほぼほぼ同じなのに対し
エンデュランスプーリーでは速度が乗っていないので
スタート時のギア比はもっとも軽いようですね。 |
|
|
VVAに切り替わるちょうど6000回転での速度ですが
シグナスグリファスでもそうでしたが
この回転数だとノーマルとエンデュランスプーリーは
かなり近い速度なのでギア比も近い事がわかりますが
TFCのプーリーがもっとも速度が乗っているので
ギア比が明らかに重い事が分かります。
6000回転で時速80Kmほど出るという事は
高速道路でも快適に走れる回転数に収まってますね。 |
|
|
全ての仕様を時速100Km/hに合わせましたが
その時のエンジン回転数は
ノーマルが約7750回転あたりで
当然もっとも軽いギア比なのですが
エンデュランスプーリーがノーマルより
約1000回転ほど低い回転数で
TFCのプーリーではさらに250回転ほど低い
回転数になっていますね。
外径が同じ142mmのエンデュランスとTFCを比べると
エンデュランスプーリーがスタート時のギア比が軽く
高速領域ではTFCのプーリーのギア比が重いという結果だったので
TFCのボスワッシャーを分厚くしていくと
加速時と高速領域でのギア比は最終的に
エンデュランスとTFCはほぼ同じギア比になりました。
つまり、直径が142mmの大径プーリーでは
基本的にどのメーカーでも大体同じギア比の幅になるので
ボスワッシャーの厚み次第という事になりますね。 |
|
|
勘違いしやすい点としては
ギア比が伸びたとしても決して
最高速度が伸びるわけではないという所ですね。
エンジンの最高出力が出るのは
スペック表に書いてある8000回転から
加速力が続くのはせいぜい8500回転あたりまでなので
ノーマルのドライブフェイス・プーリーは
ちょうどその辺りで最高速度に達するように
ギア比を合わせてあります。
ノーマル時の最高速度付近では
すでにエンジン出力のピークを過ぎた回転数な為
スクリーン等を付けてさらに回転数が上がっても
エンジン出力は落ちていくので
さほど最高速度は伸びませんが
ギア比がワイドになった社外品のプーリーでは
より低い回転数で最高速度に達する事が出来る為
スクリーンや吸排気パーツなど
やればやるほど最高速度が上がっていきます。 |
|
|
|
|
|
|
Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4 |
|
GRYPHUS ・ NMAX ・ X FORCE - Pulley&Weight roller |