シグナスX SR (4型) VS リード125 (JF45) Vol.3

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エンジン・・

リード125のエンジンスペックは・・

最高出力が11PS/8500rpmで最大トルクが1.2kgf・m/5000rpm。

シグナスXは・・

最高出力が9.8PS/7500rpmで最大トルクが1.0kgf・m/6000rpm。

高回転域のピークパワーも

低回転域でのトルクでもシグナスXは負けています。

個人的には、リード125を構成する要素の中で

このエンジンが一番魅力的に感じます。

しかーし、所がどっこいなんですよ・・

加速力では圧倒的にシグナスXの方が速いんですよ。

もちろん最高速度は、リード125の方が出るのは明らかですが

燃費を無視して駆動系をチューンしてあるシグナスXに

加速力で勝てるバイクはありません。

初めてシグナスXに乗った時に私は本気で

シグナスXの開発陣は頭がどうかしてると思ったくらいです。

ちなみに燃費性能では、WMTCモード値で

リード125が48.5Km/Lで、シグナスXが39.1Km/Lです。

つまり、リッターあたり約10Kmも燃費の差が出てしまします。

同じ排気量のスクーターとは思えない差ですね。

 
 

サスペンション・・

もちろん、スポーツ志向の高いシグナスXでは当然

前後のサスペンションは硬く引き締められていますが

以外とリード125のリアサスペンションも硬い印象ですね。

硬いというか渋いというか、あまり動かないです。

走行距離を重ねるともう少し柔軟になるかもしれません。

写真を見ても分かる通り、リード125のリアサスは片持ちで

サスペンションにはあまりお金を掛けていない感じですね。

シグナスXでは、リアサスのプリロードを変更出来るので

ソフトな設定にすれば、リード125より乗り心地は良いかも・・

ん~同じかな・・微妙です。

フロント側のサスペンションでは圧倒的に

シグナスXの方が硬いのですが

やっぱりリード125は、シートのクッションが硬い事が

乗り心地を悪化させていますね。

 
 

ブレーキ・・

リード125も、2ポットのキャリパーを採用していて

しっかり効きそうなブレーキですが

やっぱり、シグナスXと比べてしまうと

至って普通なブレーキの効き具合ですね。

シグナスXでは、使用されているブレーキパッド自体が

リード125が使っているような純正モノとは別物と思われ

その発熱対策として、ブレーキローターの外径を大きくして

放熱性を高めているのと思われ

正に戦う気満々のブレーキだと思います。

 

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