シグナスX SR (4型) VS アドレスV125S (CF4MA) Vol.1

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今回はシグナスX 4型と非常によく似たスペックを持つ

アドレスV125Sと比べてみたいと思います。

カタログスペック的には、両車ほぼ同じスペックなのに

価格的には約4万円ほどシグナスXの方が高いので

シグナスXに4万円も多く出す価値があるのかどうかを

今回は色々比べてみて検証してみたいと思います。

写真は全て上側にアドレスV125を掲載していますよ。

それでは、さっそく見ていきたいと思いますが

まず、写真を見て分かるのがフロントのタイヤとホイール・・

明らかにシグナスXの方がホイールにお金が掛かっている感じで

デザインもさることながら、アドレスの10インチホイールに対して

シグナスXは、12インチホイールを履いているので迫力がありますし

フロントタイヤもかなり太いですね。

アドレスV125のフロントタイヤは、90幅の90扁平に対し

シグナスXは、110幅の70扁平という事で

見た目でもすぐに分かるくらいアドレスに比べて太いタイヤですね。

 
 

前後重量バランス・・

実際に運転していても、シグナスXの方が

圧倒的にハンドルに重さを感じるのですが

それはタイヤの太さよる影響だけはないようで

実際にフロントタイヤに掛かっている重さを計測してみると

アドレスV125Sが20.7Kgに対して、シグナスXは29.4Kgでした。

つまり、車体の前後重量バランスが両車全く違っていて

自動車で例えるなら、アドレスV125はフロントが軽いMRで

シグナスXは、フロントに重みを感じるFRなのです。

つまり、アドレスV125のフロントは軽いので

細いタイヤでも問題ないというか

荷重に見合った適正なタイヤを履いている訳です。

この前後重量バランスの違いは、スペック表では分からない

両車輌の特徴だと思います。

 
 

取り回しとコーナーリング・・

フロントが軽いアドレスV125は、駐輪場での取り回しが楽で

住宅街の入り組んだ細い道では50ccの原付並の軽い

ハンドリングでスイスイと旋回する事が出来ますが

逆に速度を乗せてワインディングロードを走る場合は

フロントの軽さに不安を感じます。

逆にフロントにもしっかり重さが乗っているシグナスXでは

近所の細い道よりもワインディングロードが得意で

安心してコーナーに入っていけます。

その特性を生かすためにサスペンションの設定も

シグナスXは硬くスポーティです。

ちなみにバンク角では、両車輌ともマフラー側が

地面に擦れやすいのは同じですが

シグナスXの方がより車体を寝かす事が出来ました。

 

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