HONDA CT125 グリップヒーターの取付 Vol.1 |
今回はCT125にグリップヒーターを取り付けます。 クラッチレバーが無いカブシリーズでは 分厚いグローブを付けて走ったとしても 操作性にはさほど影響しませんが これがあるだけで冬場でもバイクに乗ろうと思う 気力が沸いてくるので精神的にも有り難いアイテムです。 という事で今回用意したブツは SP武川のヒートグリップ TYPE-1(120mmサイズ)です。 本来、CT125のグリップ長は115mmなので 現時点ではCT125は適合表には載っていませんが 120mmでも付けられます。 |
SP武川のヒートグリップ TYPE-1は電熱線が全巻タイプで 薄型のスイッチが特徴のグリップヒーターです。 このスリムなスイッチがお気に入りなので この商品を選びました。 グリップヒーターは冬が近づくと品薄になる事が多いので 全く同じスイッチを採用している エンデュランス SP120とどちらか売っている方のを買うのですが ヒートグリップ TYPE-1との 細かい仕様の違いについては後ほど説明します。 ちなみにSP120はその名の通り120サイズなので エンデュランスの公式サイトでは やはりCT125への取付は推奨されていませんよ。 ヒートグリップ TYPE-1とSP120での取付に関しての違いは SP120ではグリップだけを交換しますが ヒートグリップ TYPE-1ではスリーブとグリップが一体型なので スリーブごと交換する作業を行います。 どちらの作業が楽かと言えば車種によっても変わってきますが CT125では簡単にアクセルワイヤーを緩められる事や スロットルスリーブの加工も必要無い事から SP武川のヒートグリップの方が断然楽だと思います。 |
あと付属品としては 左からグリップのスペーサー(CT125では使いません) バーエンドキャップと接続コネクター グリップを固定するボンドが付属しています。 |
それでは早速作業編ですが まずは真っ先に、非常に無くしやすい小さい部品である イモネジをスイッチの穴に通しておきますが 下まで突き抜けない程度に通します。 |
それではまず内職からという事で・・ グリップヒーターの電源配線には ヒューズが付いているので 直接バッテリーに接続出来るようになっていますが 今回はヘッドライトの中にあるACC電源に接続させるので 配線の端子を変更させる作業を行います。 |
ニッパー(電工ペンチ)で先端を切り落とし 絶縁スリーブを通してから 電工ペンチを使って 被覆を3ミリほど剥きギボシ端子を圧着します。 |
こんな感じに仕上がりました。 電源分岐ハーネスに接続させるので プラスマイナス両方にオスの端子を取り付けました。 |
それでは次に左右のバーエンドを外します。 CT125のバーエンドは空回りするタイプなので バーエンドを押さえながらプラスネジを外します。 バーエンドを直接ロッキングプライヤーで押さえるとキズが付くので ビニールテープ等で強めに5週以上巻いてから養生し プライヤーの口を大きめに開いた状態で バーエンドにロックさせて ネジをまわしてジワジワ締めて行く事で キズが付きにくくなります。 ウォーターポンププライヤーを使う場合は ツメが奥まで入り安いので 10週ほどテープで強く巻いて養生する必要がありますよ。 普通のプラスドライバーだと力が入れずらく ネジを嘗めやすくなるので 写真のようにラチェットハンドル等に付ける ドイライバービットを使って外します。 |
バーエンドが外れました。 |