HONDA CT125 グリップヒーターの取付 Vol.4 |
左側と同じように純正のリピートタイを使って 配線を固定しながらヘッドライトの所まで通します。 |
配線を固定する時の注意点としては グリップを全開状態に捻った時でも 配線に余裕が出来るように固定します。 |
次は車体に配線を接続するので ヘッドライトのレンズ部分を外します。 まずは黄矢印のプラスネジを左右で2本外してレンズ部分を外し 赤矢印のキャップボルトを左右で外して ヘッドライトの本体を少し前に倒して裏にスペースを作ります。 |
レンズの部分はプラスネジが外れたら 下側を車両前方に少し動かしてから下にずらすと 上側にあるフックが外れます。 |
フックが外れたらレンズ部分を支えながら コネクターのツメを押さえて外します。 レンズ部分を取り付ける時はフック部分を 下から上に向かって引っ掛けてから プラスネジを元に戻します。 |
ヘッドライトの中にある 黄矢印の青いコネクター(ACC電源)と接続させます。 最初はキャップがしてあるのでツメを押して先に外しておきます。 今回は他の配線を外す必要はないので他の矢印は無視で・・ |
ヘッドライト裏でグリップヒーターのコネクターと スイッチのコネクターを接続し プラスとマイナスの配線を ヘッドライトの裏にある穴から中に通します。 |
ちなみにグリップヒーターのコネクターは ゴムチューブが付いている側だけが防水仕様なので 必ずゴムチューブ側が上に向くように まわりの配線と結束バンドを使って固定します。 |
青い2Pコネクター(ACC電源)に 今回はCRF250用の2P電源ハーネスを接続し グリップヒーターのプラスとマイナスの端子を接続します。 ACC電源コネクターに既にUSB電源や タコメーターなどの機器が接続されていた場合は 2P電源ハーネスのギボシ端子を分岐させて グリップヒーターの端子を接続します。 |
USB電源とタコメーターの配線も混じっているので 少しややこしいのですがこんな感じで接続できました。 |
とりあえずキーを捻って通電テストを行い スイッチのLEDが点灯すれば作業完了です。 スイッチの挙動に関しては まずキーを捻るとこのように バッテリー電圧の状態が一定時間表示されて消灯します。 写真では5つのLEDが点灯しているので バッテリーはビンビンの元気な状態です。 ちなみにエンデュランスのSP120では グリップヒーターを使っていない状態でも 常時、バッテリーの状態を表示し続けるので 状態に合わせて5つのLEDのどれか一つが 常に点灯した状態になります。 |
スイッチのボタンを押すと最弱のレベル1から始まり 更にボタンを押していくとレベル5まで点灯し レベル5の状態でボタンを押すと消灯しオフになります。 一定時間グリップヒーターを使うと 温度レベルの状態が保持されるので エンジンを切っても次からはボタンを一回押すだけで エンジンを切った時の温度レベルから始まります。 エンデュランスのSP120の場合は スイッチのボタンを1回押すと レベル5のもっとも熱い状態から始まり ボタンを押していくと段々弱くなる方向に進んでいきます。 |
全周巻きタイプなのでグリップ全体が暖かく よほどの寒冷地でない限りレベル3までで事足りると思います。 あと、SP武川のヒートグリップは 溝が多いグリップのデザインなので エンディランスのSP120よりも滑り難いのが特徴ですね。 CT125の純正グリップは滑り止めの筋が 手に当たって段々と痛くなってくるので グリップを交換する事で ヒーターを使わない季節でも快適に走れますよ。 |