HONDA クロスカブ110 グリップヒーターの取付 Vol.2 |
次は右側のスロットルスリーブのグリップを外します。 (加工済みのスロットルスリーブを持っている場合は 飛ばしてスロットルスリーブごとグリップを外します。) 左側と同じやり方でグリップ内に シリコンスプレーを浸透させますが 左側とは違い突起物があるので 折らないように慎重に作業を行います。 |
それから適当な工具を使って スロットルスリーブの端にある突起部分から 1週分グリップを外します。 |
シリコンスプレーさえ浸透していれば 後はグリップを捻るだけで空回りするので そのまま取り外せます。 |
これで左右のグリップの取り外しが完了しました。 |
次はスロットルスリーブを外すので アクセルワイヤーの張りをゆるゆるにしておきます。 車体左側のエアクリーナーボックス裏にある 赤矢印のプラスネジを外し カバーが浮く状態にしておき 黄矢印のロックナットを緩めて 上のアジャスターの所まで回します。 後はカバーを浮かせて中に押し込むと ワイヤーが緩みます。 |
次はスロットル側のスイッチボックスのプラスネジを外します。 |
パカっと開きます。 |
送り側か戻し側のどちらか外しやすい方のワイヤーを スリーブの切り欠きから外します。 |
どちらか片方のワイヤーが外れたら もう片方は簡単に外れるので スロットルスリーブを抜き取ります。 |
加工済みのスロットルスリーブを 逆の手順で元に戻しますが ワイヤー先端のタイコまわりが乾いていたら 適当なグリスを塗っておきます。 |
次はグリップヒーターを取り付けるので まずは付属のスペーサーを2枚スリーブに通します。 アクセル側には細かいおうとつがあるので ボンドを使わなくてもグリップが空回りしにくいのですが 車体を手で押した時にズレる事もあるので 念の為にウルトラ多用ボンドを少しだけ 塗っていても良いですね。 ボンドを塗ったらここからは乾く前に素早く・・ |
内径の大きい側のグリップの内側全体に 素早くパーツクリーナー(ブレーキクリーナー) を吹いてベトベトにします。 |
そして素早くグリップを捻りながら差し込みます。 グリップを捻った時に抵抗になるので スペーサーを押し込まないように0.1ミリほど グリップとの間にスペースを作っておきます。 ボンドを使っていない場合は スロットルスリーブ全体に素早くパーツクリーナーを 吹きかけるとスムーズに入ります。 最後まで差し込めたら グリップを捻った時にケーブルが ブレーキレバーに干渉しないように 写真のように上側にくる所で固定するか ケーブルが真下に来るように固定します。 |