HONDA クロスカブ110 ドリブンスプロケットの交換 Vol.3 |
後輪が外れました。 |
スプロケットを固定しているナット(14ミリ)を4つ外します。 |
ドリブンスプロケットが外れました。 ちなみにボルトが飛び出しているこの土台(フランジ)も 手前に引っ張れば外れますよ。 |
新しいドリブンスプロケットを取り付けて ナットを対角線上に2~3回に分けて少しずつ締め込みます。 締め付けトルクは32N・mです。 |
後輪を車体に戻します。 後は逆の手順で戻していきますが アジャスターのナット類とアクスルシャフトのナットは チェーンの張り調整を行うまではそのままにしておきます。 |
アクスルシャフトを戻す前に 適当なグリースを薄~く塗っておくことで 固着を防いだり水分の侵入も防げます。 |
後輪を足で支えながらアクスルシャフトが スムーズに通るように高さを微調整します。 |
本来は再利用不可なのが割ピンなんですが 丁寧に折り曲げても物理的に数回しか再利用が出来ませんが こんな感じでスナップピンに替える事で メンテナンス性を高める事が出来ます。 |
最後に行うアクスルシャフトのナットの固定は シャフトに引っ掛ける程度に仮止めしておき ここでチェーンの張り調整を行います。 チェーンの張り調整の詳細はここのページで掲載していますよ。 チェーンの張り調整が終わったら 後輪を回してドリブンスプロケット1週分程度 チェーングリスを吹きかけておくとスプロケットが長持ちしますよ。 |
という事でドリブンスプロケットの取付作業が完了しました。 今回は純正と同じ37Tを入れましたが ドリブンスプロケットの歯数を1T分変えると 同じエンジン回転数に対して約1Km/hほど変わり 同じ速度の場合はエンジン回転数が約100回転ほど変わります。 ちなみにクロスカブ110の場合 前輪の所で車速を読み取っているので ドリブンスプロケットの歯数を変えても ちゃんとスピードメーターに反映されますよ。 |