HONDA クロスカブ110 ギアポジションランプの取付 Vol.1 |
今回はクロスカブ110にギアポジションランプを取りつけます。 もっとも安くシンプルにする為に ギアが4速に入った時にだけ点灯するLEDランプを取り付けます。 なのでオーバードライブランプとも言えますね。 という事で今回用意したアイテムは 抵抗付きのLEDのみです。 発光色は青と白から選べますが 昼間の視認性を高めるために青を選びました。 あとは、そのLEDを車体のギアポジションコネクターと接続する為に 110型端子のオスを1本使いますが LEDと延長ケーブルを接続するのにも 110型端子の2Pカプラーを使うと便利なので 最初から3つ入りの110型端子の2Pカプラーを 用意した方が早いです。 後は車体の環境に合わせて LEDにACC電源を供給する為のカプラーを用意しますが 今回はギアポジションコネクターにもっとも近い所にある 故障診断コネクターからACC電源を供給するので そのままワンタッチで接続出来る オスの防水4極カプラーを用意しました。 |
それでは作業編ですが まずは部屋で内職から始めます。 今回用意したLEDは防水ではないので シリコンシーラント(クリア)を使って LEDの表面をシリコンで埋めます。 シリコンシーラントは専用のガンを使って押し出して使いますが 少量なのでガンが無くても適当な物ですくって使えますよ。 ちなみに少量のチューブタイプもあります。 一般的なシリコンシーラントだと 完全に硬化するまで24時間は掛かるので 塗り終わったら放置します。 |
クリア(半透明)タイプのシリコンだと 夜間は明るすぎたので ホワイトのシリコンシーラントも試してみました。 |
ぶっちゃけホワイトのシリコンでも目に刺さるくらい明るいです。 光量を抑えるならグレー系のシリコンがベストかもですね・・ |
次はプラスのACC電源と マイナスのギアポジションコネクターに接続する配線を作ります。 プラスとマイナスのケーブルがくっついた ダブルコードを使うと便利ですよ。 LED1個を光らせるだけなので細い0.5sqのケーブルを使いました。 まずはプラスマイナス両方の被覆を3ミリ~5ミリほど剥きます。 玄人は電工ナイフやカッターナイフでも剥けますが 素人の方は電工ペンチを使うと簡単に剥けますよ。 |
まずはプラスの赤い線に オスの防水4Pカプラーを取り付けるので 付属の防水キャップを通してから090型端子のオスをかしめます。 |
防水4極カプラーにカチっと固定されるまで 押し込んで最後に防水キャップを押し込んで固定します。 他の3ヶ所にも防水キャップを固定します。 プラスの線を固定する場所は写真のカプラーを見て判断した方が 分かりやすいのですが 車体側にある故障診断コネクターで言うと 茶色の線の所がACC電源です。 すでに故障診断コネクターが他のアイテムで埋まっている場合は USB電源のページでACC電源が取り出せる場所を 説明しているので取り出し場所に合わせたカプラーを 赤いケーブルに固定して下さい。 |
次は車体側のカプラーに接続する為に マイナス側の黒いケーブルに 110型のオスの端子をかしめます。 それから65センチほどダブルコードを伸ばしてからカットします。 |
最後にLEDのケーブルと カットしたダブルコードを110型端子の2Pコネクターを使って 接続できるようにします。 先ほどと同じように被覆を剥いてから110型端子をかしめますが 電源を供給する側がメスの端子を取り付けるというのが 配線のセオリーになっているので LED側の線にオスの端子をかしめました。 この2Pカプラーの場合はどっちでも良いですね・・ |
ということでこんなん出来ました。 次はこれを車体に取り付けます。 |