HONDA クロスカブ110 タコメーターの取付 Vol.1 |
今回はクロスカブ110にタコメーターを取りつけます。 タコメーターを取り付ける事によって エンジンの限界性能を引き出しながら加速をする事も出来ますし 究極の燃費走行をするにも役立ちます。 タコメーターには主に針が動くアナログタイプと 数字で表示されるデジタルタイプがありますが メーターパネルまわりをスッキリさせたかったので あえてデジタルタイプを選びました。 という事で今回用意したアイテムは デイトナのHGデジタルタコメーター(72815)で イージータイプがボタン電池で駆動するのに対し HG(ハイグレード)タイプは車体の電源と接続するので バックライトが点灯するのが特徴です。 |
延長する線が繋がっていない状態の タコメーター本体の重量は75gでした。 |
それではまずタコメーターの配線をクロスカブ110の 電源事情に合わせた仕様に変更する作業を行いますが タコメーターからの配線は 常時電源、ACC電源、マイナスが束になった3極のコネクターと ギボシ端子のパルス信号(回転情報)を読み取る線が 2系統ありますが 今回はイグニッションコイルから 直接回転情報を読むので白い線の方を使います。 黄色い線は使わないので腐食を防ぐ為にも ビニルテープで絶縁しておきました。 |
ちなみにタコメーターからの黄色い線に 青い延長する線を接続してこんな感じでプラグコードに巻き付けて 簡易的に回転情報を読むのですが これだとタコメーターの数字が飛んだりして 正確に回転情報を読むことが出来ないので 今回は使いません。 |
まずは電源の配線から作っていきますが 3極コネクターから延長する線はバッテリーに直接繋げられる 赤(常時電源+)と黒(マイナス)のY端子が取り付けられているので 今回は切り落とさずにそのまま使いたいと思います。 茶色い線(ACC電源)には何も付いていないので 車体からACC電源を取り出す場所に合わせて端子を接続します。 |
今回、ACC電源はメーターパネル下にある 2つの2Pコネクターの黒い方から取り出すので キャップ代わりに刺さっている2Pコネクターのメス側を外し そこに茶色の線を取り付けます。 ここの2PコネクターからのACC電源の取り出しに関してや 端子の圧着方法、その他のクロスカブ110からのACC電源の 取り出し場所については USB電源のページで詳しく説明していますので ここでは粗めに説明しますよ。 |
茶色い線を回収した2Pソケットに固定するには 単品で110型端子のメスを使うか 写真のようにソケット付きの110型端子を使います。 この2Pソケットは車体側の2Pソケットと同じ物なので そのままメス側のソケットを使って車体に接続出来ますよ。 |
110型端子を茶色の線に圧着出来たら 黒い2Pコネクターのメスのコネクターに差し込んで固定します。 端子を差し込む位置はコネクターの ツメを引っ掛ける飛び出しを上にした時に 右側に端子を接続します。 ちなみに白のコネクター側を選んだ場合は ツメを引っ掛ける飛び出しを上にした時に 左側に端子を接続します。 |
次はイグニッションコイルから エンジンの回転情報を読み取る為に ダブルコードを使って分岐させる配線を作ります。 その分岐した配線に タコメーターの白の延長する線を接続する為に 同じ250型の平端子を圧着します。 |
するとこんな感じに仕上がります。 ダブルコードの長さは適当というかかなり短くても問題ないです。 プラスマイナスは関係なく、2本の配線を束ねて 1つの平端子に圧着する事で分岐出来るようにしています。 |
ちなみにイグニッションコイルから分岐する配線は 大小2種類のサイズの端子が入った完成品も売っています。 このセットにはギボシ端子の延長ケーブルも付属しているので 直接タコメーターの白い線の所まで持って行けますが・・ オス-オスのギボシ端子になってしまうので 結局、どちらかをメスのギボシ端子に 取り替える必要がありますね。 |
という事でこんな感じで クロスカブ110に合わせたタコメーターの端子に出来ました。 |