GR COPEN インタークーラーの交換 Vol.5

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GRコペン(LA400)社外品インタークーラー

これでトラストのインタークーラーが取付出来たので

後は逆の手順でバンパーを取り付ければ作業完了です。

 
GRコペン(LA400)コンデンサーフィン修正

これはついでの作業なんですが

バンパーを取り付ける前に

飛び石等でコンデンサーのフィンが潰れていたら

マイナスドライバーを使って修正しておいた方が良いですね。

 
GRコペン(LA400)大型インタークーラー

バンパーを元に戻すとこんな感じになりましたが

導風板とインタークーラーが

ピッタリ隙間無くくっついています。

もしかするとGRのバンパーでは元々

導風板の上下だけをカットするだけで良いのかもしれませんね。

 
GRコペン(LA400)純正IC吸気温度

ノーマルIC(スポーツECU仕様) 3速固定 気温11度

最後にトラストICの冷却性能をテストしてみますが

吸気温度の比較をするほど難しい事はなく

出来るだけイコールコンディションでテストしましたが

今回はアイドリングの回転数から3速固定で

レッドゾーンまで回しました。

まずはコペン純正のインタークーラーですが

吸気温度は7300回転あたりで

最大の42度まで上がりました。

 
GRコペン(LA400)トラストIC吸気温度

トラストIC(スポーツECU仕様) 3速固定 気温13度

次はトラストのインタークーラーを試しましたが

先ほどよりも外気温が2度ほど高い

13度なのでかなり不利な状況ですが

全く同じやり方で吸気温度を計測すると

純正と同じく7300回転あたりで最大の40度まで上がりました。

外気温が2度高いのにも関わらず

純正ICよりも吸気温度が2度低いので

確実に純正ICよりも冷やしている事を確認出来ました。

純正ICと同じ形状の社外品ICだと

どの車種でも大体このくらいの冷却性能なんですが

トラストICの比重としては吸気温度を下げるよりも

エンジンレスポンスの改善の方が大きいかもしれませんね。

 
GRコペン(LA400)春先の吸気温度

トラストIC(スポーツECU仕様) 気温13度

次は参考程度に外気温の違いによる

吸気温度の違いを調べました。

今回は停車時から全開加速をして

時速130Km/hまでの吸気温度を調べました。

外気温が13度の時は4速5700回転あたりの地点で

吸気温度が最大の47度になりました。

 
GRコペン(LA400)真夏の吸気温度

トラストIC(スポーツECU仕様) 気温30度

次は外気温が30度の夏場の走行ですが

同じく停車時から全開加速をして

時速130Km/hまでの吸気温度を調べましたが

外気温が30度の時は4速5900回転あたりの地点で

吸気温度が最大の61度に到達しました。

このように空冷のインタークーラーでは

外気温が高くなるほど冷却効率が落ちるので

夏場と冬場では

エンジンの力強さ(トルク感)が変わるのですが

社外品のインタークーラーを取り付ける事で

夏場でもエンジン出力の低下を最小限に抑えられます。

ちなみに外気温が13度と30度の

0-100Km/h加速のタイムを計測すると

外気温が30度の方が0.25秒遅いタイムでした。

0.25秒の差は街中ではほとんど無視して良い差だと思いますが

サーキットを走る場合では

かなりタイムに影響すると思います。

 

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