GR COPEN トランクバーの取付と軽量化 Vol.3 |
それではラゲッジカバーを撤去しますが まずはナットを隠している樹脂キャップを外します。 このキャップは緩いツメで固定されているので素手でも外せます。 |
両側にあるナットを10ミリのソケットを使って外せば 仕切り板全体を外せます。 |
これで仕切り板を撤去出来ましたが 内張の境目に隙間が現れたので 細かい物が隙間に落ちる可能性がありますし フレームが見えているので見た目を良くする為にも 隙間を埋めたいと思います。 |
ちなみにラゲッジカバー全体の重さは約1800gでした。 トランクバーが約1200gだったので 600gほど軽量化出来る事になりますね。 |
それでは内張の隙間を埋めるために 今回はカームフレックスF2の防音材を使いました。 防音材を使う事で内張の隙間を埋めるだけでなく 同時にトランクルームと車内の遮音性も高めます。 このロールから約80センチ前後使いますよ。 |
とりあえず壁面の内張を外します。 見えているフックで引っ掛けてあるだけだと思いますが もしかすると内張が重なった裏にプッシュリベットが あったかもしれません。 |
壁の内張を外すと 床面に2つのクリップが現れるので外します。 |
ここのクリップはテコの原理が使える 角度の付いたクリップリムーバーを使えば簡単に外せます。 |
センター部分の内張をめくると ここにもプッシュリベットが2つあるので外します。 |
このプッシュリベットですね。 真ん中を少しだけへこませてから全体を抜き取り 取り付ける時は真ん中を少しだけ飛び出させてから差し込み 最後に飛び出した部分を押してフラットにします。 |
ロールから防音材を敷きたい分だけ伸ばして 適当なハサミでカットします。 壁面の隙間を埋められれば良いので 床面はそれほど広く覆う必要はないのですが 広く床面を覆う事で防音性を高められるだけでなく 床面のクッション性も良くなるので 荷物により優しいトランクルームになります。 |
あとは逆の手順で内張を元に戻すと こんな仕上がりになりました。 壁面の内張は本来、左右の内張の裏側に来ますが 写真のように表に出しても特に違和感は無いですね。 |