HONDA CBR650R USB電源の取付 Vol.4 |
次はグリップヒーター等のオプションアイテムで 既にエアクリーナーボックス横のソケットが使われていた場合 他の場所にあるACC電源からUSB電源に接続する方法です。 シートを外してサイドカバーを外したこの状態から説明します。 |
まずは車体右側にあるシートカウルを外すので 矢印のキャップボルトを外します。 ちなみにシートカウルを外すのに サイドカバーを必ずしも外しておく必要はありませんが 外しておいた方がシートカウルの取り外しが容易になります。 |
シートカウルの下側にあるプラスネジタイプのクリップを外します。 これでネジやクリップ類は全て外れました。 ちなみにこのクリップの外し方は 真ん中のプラスネジを先に回して外す事で 根元から抜けるようになります。 取付の時は先に土台部分を差し込んで 後から真ん中のネジ部分を押し込んで固定します。 |
ここは下からの出っ張りに引っ掛けてあるので 浮かせてシートカウルを手前に軽く引っ張って 元に戻らないようにしておきます。 ここは普段、車載工具で隠れていますよ。 |
シートカウルの車体前側をさらに手前に引っ張ると グロメットが抜けます。 ちなみにこれは車体左側の写真ですが右側でも同じです。 |
シートカウルの真ん中あたりにあるここの出っ張り部分には 上下にツメがあるので出っ張り部分を 上下から摘んで手前に引っ張ると外れます。 これも車体左側の写真です。 |
最後は車体後方に少しスライドさせる感じで 後ろの引っかかりを外してシートカウルを外します。 |
取付の時は最初に矢印の溝の所に シートカウルの出っ張りを合わせてから 後ろから差し込んで取付していきます。 これも車体左側の写真です。 |
車体右側のシートカウルが外れると ACC電源が取れるソケット類が中に仕込まれています。 |
この中の4極ソケット(ETCの電源用)から ACC電源や常時電源、マイナスが取れるので USB電源も接続出来ます。 ちなみに3極のソケットにはメーターパネルの ETCの情報を表示する2本の配線が接続されています。 |
先ほどと同じようにキャップ部分を回収し 防水の090型端子を固定して 元のソケットに差し込むだけです。 ただ、このソケットは相手側がメスなので オスのMT防水型090型端子を接続する必要があります。 ちなみにこのMT防水4極ソケット(オス)も売ってますよ。 キタコとデイトナのソケットの違いは デイトナはオスメスのセットで売っているので その分だけ値段が高いです。 |
防水4極ソケットの内容は エアクリボックス横の2極ソケットと同じで 紫の線がプラス(ACC電源)で緑の線がマイナスです。 USB電源を接続する場合はその2本だけ090型端子を接続し あとはゴムキャップを付けたままにしておきます。 ちなみに緑に黄のラインが入った線もあるので マイナスの位置を間違えないように気をつけます。 ただ、ここのソケットもETCやシガーソケットのオプション品で 埋まっている可能性がありますね。 |
あともう1つのACC電源と接続する手段としては この赤い故障診断コネクターを利用する事ですね。 |
キャップを外すと先ほどと同じような防水の4極タイプのメスですが こっちはHMのタイプです。 ここからACC電源や常時電源等が取れます。 ここのソケットでは白/黒の線がプラス(ACC電源)で マイナスは他のソケットと同じで緑の線になります。 |
故障診断コネクターのフタはただのキャップなので 別途、HM防水4極のオスのソケットを用意し USB電源のケーブルと接続して差し込みます。 車体の調子が悪くなってディーラー等で 故障診断コネクターを使う場合でも ワンタッチでUSB電源を切り離せるので問題ないですよ。 |