CBR600RR エンジンスライダーの取付 Vol.2

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CBR600RR(8BL-PC40)スライダー取付作業の準備

これで作業が出来る状態になりました。

今回は車体右側を例に作業を行いますが

車体左側でも全く同じ作業になります。

取説ではミドルカウルを取り外して

作業を行っていますが

結局はミドルカウルを取り付けないと

穴を開ける正確な位置が特定出来ない為

カウルが付いたままの方が素早く作業が進められます。

 
モリワキSKID PAD型紙

まずは付属の型紙をカウルに貼り付けますが

13年型以降と21年以降の2枚が付属しています。

 

ハサミで型紙をカットします。

上側は適当で良いのですが

下側のラインだけは正確に切り取る事で

カウルの角部分とキッチリ合わせられるので

より正確に型紙を貼り付けられますよ。

 

型紙とカウルの下のラインをカウルにしっかり合わせてから

粘着力が弱い養生テープ等で貼り付けます。

 
CBR600RR(8BL-PC40)エンジンの養生

今回はカウルが付いたまま作業を行うという事で

万が一、ドリルが当たった時の為の傷つき防止や

削りカスの侵入を防ぐために

適当な板をカウルの内側に張り付けて養生しておきます。

 
ホルソー

取説では14mmのホルソー

穴を開けると書いてますが

15mm~18mmくらいのサイズだと代用出来ますよ。

樹脂製の薄いカウルなので

安物のホルソーでも簡単に穴があきます。

これはあくまで憶測ですが・・

素早く作業を行いたい場合は

20mmのホルソーを使った方が圧倒的に速いですし

穴の形を奇麗な円に出来ると思うのですが・・

 
スキッドパッドのシャフト径

というのも・・

そもそもスライダーのシャフト部分の太さが20mm弱なので

シャフト部分がカウルに触れない

十分な隙間を確保する為にも

最終的には24mm程度の穴のサイズにしますが

正確な穴の位置を特定するには

スライダーを仮付けする必要があります。

つまり、スライダーを借付けするには

最低でも20mmの穴を開ける必要があります。

 
CBR600RR(8BL-PC40)カウルの穴開け作業

とりあえず今回は

取説通りに作業を行ってみますよ。

15mmのホルソーを持っていたので

今回はそれを使いましたが

カウルを浮かせて車体から離してから

型紙に従って中心を打ち抜きますが

カウルは樹脂で軟らかいので

中心のドリルが貫通してからは

工具を押し込まなくても簡単に穴があきますよ。

ドリルの先端が動いて不安な場合は

予め穴開け錐を中心部に刺して小さな穴を開けておくと

ドリルがズレなくなります。

 
CBR600RR(8BL-PC40)カウリングの穴開け

型紙を外すとこんな感じに穴が空きました。

おそらく取説のやり方だと

この穴から覗いてボルトの位置を見て

穴を広げていく方向を確認すると思うのですが

この状態では正直、よく分からないですね・・

 
CBR600RR(8BL-PC40)穴拡張

引き続き取説に従って作業を行うので

リューターを使って穴を広げていきます。

軟らかい樹脂を削るので安物でも何でも使えますが

ドリルの先に研磨用のビットを付けても代用出来ますよ。

どの方向に穴を広げるのか

この状態だと分からないので

とりあえ全体をずまんべんなく穴を広げました・・

 
CBR600RR(8BL-PC40)エンジンスライダー取付作業

とりあえずシャフト部分が通る20mmまで

穴を広げましたが・・

これだと最初から20mmのホルソーを使った方が速いですし

リューターを使うよりも穴が綺麗だと思うのですが・・

 

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