CBR600RR エンジンスライダーの取付 Vol.2 |
これで作業が出来る状態になりました。 今回は車体右側を例に作業を行いますが 車体左側でも全く同じ作業になります。 取説ではミドルカウルを取り外して 作業を行っていますが 結局はミドルカウルを取り付けないと 穴を開ける正確な位置が特定出来ない為 カウルが付いたままの方が素早く作業が進められます。 |
まずは付属の型紙をカウルに貼り付けますが 13年型以降と21年以降の2枚が付属しています。 |
ハサミで型紙をカットします。 上側は適当で良いのですが 下側のラインだけは正確に切り取る事で カウルの角部分とキッチリ合わせられるので より正確に型紙を貼り付けられますよ。 |
型紙とカウルの下のラインをカウルにしっかり合わせてから 粘着力が弱い養生テープ等で貼り付けます。 |
今回はカウルが付いたまま作業を行うという事で 万が一、ドリルが当たった時の為の傷つき防止や 削りカスの侵入を防ぐために 適当な板をカウルの内側に張り付けて養生しておきます。 |
取説では14mmのホルソーで 穴を開けると書いてますが 15mm~18mmくらいのサイズだと代用出来ますよ。 樹脂製の薄いカウルなので 安物のホルソーでも簡単に穴があきます。 これはあくまで憶測ですが・・ 素早く作業を行いたい場合は 20mmのホルソーを使った方が圧倒的に速いですし 穴の形を奇麗な円に出来ると思うのですが・・ |
というのも・・ そもそもスライダーのシャフト部分の太さが20mm弱なので シャフト部分がカウルに触れない 十分な隙間を確保する為にも 最終的には24mm程度の穴のサイズにしますが 正確な穴の位置を特定するには スライダーを仮付けする必要があります。 つまり、スライダーを借付けするには 最低でも20mmの穴を開ける必要があります。 |
とりあえず今回は 取説通りに作業を行ってみますよ。 15mmのホルソーを持っていたので 今回はそれを使いましたが カウルを浮かせて車体から離してから 型紙に従って中心を打ち抜きますが カウルは樹脂で軟らかいので 中心のドリルが貫通してからは 工具を押し込まなくても簡単に穴があきますよ。 ドリルの先端が動いて不安な場合は 予め穴開け錐を中心部に刺して小さな穴を開けておくと ドリルがズレなくなります。 |
型紙を外すとこんな感じに穴が空きました。 おそらく取説のやり方だと この穴から覗いてボルトの位置を見て 穴を広げていく方向を確認すると思うのですが この状態では正直、よく分からないですね・・ |
引き続き取説に従って作業を行うので リューターを使って穴を広げていきます。 軟らかい樹脂を削るので安物でも何でも使えますが ドリルの先に研磨用のビットを付けても代用出来ますよ。 どの方向に穴を広げるのか この状態だと分からないので とりあえ全体をずまんべんなく穴を広げました・・ |
とりあえずシャフト部分が通る20mmまで 穴を広げましたが・・ これだと最初から20mmのホルソーを使った方が速いですし リューターを使うよりも穴が綺麗だと思うのですが・・ |