スプロケットが車体から外れたらチェーンを外す。

フレームの裏あたりにスプロケットを持っていくと

チェーンに遊びが出来るのでスプケットが外れやすい。

新しいスプロケットに入れ替える。

表裏の指定が無いスプロケットではセオリーとして

文字が書いてある側を手前に向ける。

スプロケットの取付はスプロケットをシャフトに押し当てながら

車体を前に進ませてギアの山を上手く噛ませる。

ちなみに車体のスプロケットを通すシャフトが乾いている場合は

固着を防ぐ為にもシャフトかスプロケットの内側の歯のどちらかに

適当なグリスを塗っておいた方が良い。

シャフトに上手くスプロケットが入ったら

後はワッシャーをボルトを取付直す。

ちなみにチェーンの遊びが30ミリ以下だと

純正と同じ14Tでもスプロケットをそのまま元に戻すのは難しく

15Tともなるとまず不可能なので

その場合はこのままスプロケットにチェーンを付けたまま放置して

チェーンの遊びを増やす調整を行う。

チェーンの遊び調整はまず

後輪のアクスルシャフトのナット（24ミリ）を緩める。

スイングアームにある赤矢印のロックナットを緩めてから

黄矢印のアジャスターを時計回りに回して多めに緩めておく。

車体の反対側のアジャスターも同じように緩める。

最後に後輪を車体の後ろから押す（蹴る）と

後輪が前に移動してチェーンに余裕が出来るので

フロントスプロケットをシャフトに通して固定し直す。

フロントスプロケットの取付が出来たら

車体を前後に進ませてスプロケットの1週分だけ歯に向かって

チェーングリスを吹いておくとスプロケットの歯が潤うので長持ちする。