HONDA CBR1000RR-R スパークプラグの交換作業 Vol.1

今回はCBR1000RR-Rのスパークプラグを交換します。

エアクリーナーボックスのアッパーケースを外した状態から

作業を始めるので

ここまでの作業の詳細は

ここのページで詳しく説明していますよ。

まずはエアファンネルを外すので

矢印の六角プラスネジを外します。

取付時の締め付けトルクは4.2N･mです。

エアクリーナー内のネジ類は

不意に外れてエンジン内に入らないように

脱落を防止する構造になっているので

完全に緩んだらネジごとエアファンネルを持ち上げて外します。

ここからはエンジン内に物を落とさないように

注意しながら慎重に作業を行います。

エアクリーナーボックスを固定している

最後の2本の六角ボルトを外します。

ちなみにエアクリーナーボックスを取り付ける時は

ESLユニットの下にツバ部分を潜り込ませる感じで取り付けます。

エアフィルター自体は外さなくても

エアクリーナーボックスの脱着には

直接関係はしていませんが・・

エアフィルターを外す事で

エアクリーナーボックスの取付時に

フレームの定位置にしっかり固定出来ているかどうかを

確認する事が出来ます。

エアクリーナーボックスの裏側にある

MAPセンサーのコネクターと

クランクケースのブリーザーホースを外します。

ホースはそのまま抜き取れます。

MAPセンサーの下にもホースが付いているので外します。

エアクリーナーボックスを少し持ち上げてから

車体左側にある二次エアー供給ホースを外します。

ここもそのまま抜き取れます。

これでエアクリーナーボックスを取り外せます。

フレームに当てないように気をつけながら抜き取ります。

エンジンヘッドの上にゴムカバーが覆っているので

スロットルボディの黄矢印の六角ボルトとワッシャーを外しますが

後ろ側の赤矢印の六角ボルトは

外れる手前まで緩めるだけで良いです。

スロットルボディの前側だけを浮かせて

隙間からゴムカバーを外します。

スロットルボディはゴムのパッキンに押し込まれているので

最初は少し浮かせるのに力がいりますよ。

ゴムカバーはダクトにでも押し込んでおきます。

これでスパークプラグの交換が出来るようになりましたが

左から2番目だけ二次エアー供給ソレノイドバルブが覆っているので

コネクターを外してステーから抜き取ります。

六角ボルトを外して

ソレノイドバルブを固定していたステーを外します。