HONDA CBR1000RR-R エアフィルターの交換作業 Vol.1 |
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今回はCBR1000RR-Rのエアフィルターまでの脱着作業を行うので このように両側のサイドカバーが外れた状態まで 進めておく必要があります。 サイドカバーを外す作業の詳細は ここのページで詳しく説明していますよ。 燃料タンクを持ち上げるので ガソリンが満タン状態で行うとオーバーフローする恐れがあるので ガソリンが半分近くまで減った状態で行った方が良いです。 |
それでは燃料タンクを浮かせるので 黄矢印のキャップボルトとカラーを外し 車体左側も同じように外します。 燃料タンクの前側を持ち上げ 赤矢印の所に当たる所まで持っていきます。 |
燃料タンクが最大まで持ち上げるとこの状態になります。 手を離すと燃料タンクはこの状態を保持出来ないので・・ |
ここに長さ30センチ、27パイ前後のパイプを挟む事で 燃料タンクを最大まで開いた状態で維持出来ます。 写真のはスペーシア(イレクター)パイプで 被覆が巻いてあるので車体への傷を防ぐ事が出来ます。 普通の金属パイプなら傷が付かないように ウエスや軍手等を接触する部分に当てて下さい。 |
エアクリーナーのツメに引っ掛けてある エアクリーナーマットを外します。 |
次にESLカバーを外すので 赤矢印のケーブル類を外してから 黄矢印の所にあるツメを外してカバーを取ります。 |
エアクリーナーボックスのアッパーケース(フタ)を外すので 取り付けてある赤矢印のコネクターを外します。 車体に固定されているコネクター類は 裏のツメを押して外し、ケーブルを横に避けておきます。 最後に青矢印のツメを外してハーネスカバーを外します。 各装置の名称は 1:ESLユニット(エレクトリックステアリングロックユニット) 2:ECM(エンジンコントロールユニット) 3:BCU(ボディコントロールユニット) 4: IMU(慣性測定装置) |
ECMのコネクターは外れにくいので まずは普通に矢印の所を押して左側を浮かせ そこに指のツメを入れて少しだけ浮かせて コネクターを引っ張っぱるか、写真のように工具を入れて テコの原理で外すと簡単です。 |
ハーネスカバーが外れたら 赤矢印の六角ボルトを4本外して セカンダリーインジェクションを固定している金具を外します。 それから黄矢印のインジェクターのコネクターを外します。 最後にインジェクターを抜き取りますが 青矢印のクイックコネクター部分を外す場合は リテーナーのツメを摘んで白い部分を押し込む事で ロックが解除されるので 抜き取ることが出来ますが 結局は緑矢印の所を外す(簡単に外れる)ので クイックコネクターは外さずさなくても問題ありません。 |
セカンダリーインジェクターを外すと 中に残っているガソリンが出てくるので ビニール袋の中に入れて分解するか ウエス等、ガソリンを吸収出来る物を敷いてから分解し 傾けて中のガソリンをしっかり抜いておきます。 あと、インジェクターの先にあるパッキンも外れやすいので 落として無くさないように注意します。 このパッキンはエアクリーナーのアッパーケース側に 残っている場合がありますよ。 |
後はアッパーケースのまわりにある プラスネジを全て外し取り外します。 ちなみにこのプラスネジ取り付ける時は 対角線上に取り付けて気密性を高めます。 締め付けトルクは0.8N・mです。 |
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