HONDA CB250R ブロックタイヤの装着 Vol.1 |
今回はCB250Rのタイヤを交換します。 本来はタイヤ屋さんがやる仕事ですが 自分でタイヤを交換する技術を習得する事で ネットで安くタイヤを仕入れたり 世界中にある様々なメーカーのタイヤを 自由に組む事が出来るので バイク生活がより一層豊かになる事は間違いないです。 今回はホイールを一切傷付けずにタイヤを履き替える コツや技術を分かりやすく解説したいと思います。 |
ブロックタイヤといっても色々種類が有りますが バリバリのオフロードタイヤだと アスファルトの舗装路を走る時に 走行性に違和感を感じるというか グリップ力や直進性などが犠牲になったりするので 今回はCB250Rの性格に合わせて 舗装路とオフロードのちょうど中間の マルチパーパスタイヤと呼ばれている ブロックタイヤを履かせたいと思います。 |
まずはリアタイヤから交換しますよ。 という事で用意したアイテムは TIMSUN(ティムソン)のTS-822 140/70-17 66P TLで 出来るだけ純正タイヤに近い外径のタイヤを選びました。 |
まずはCB250R純正のリアタイヤ(GPR300 150/60)の 重量を調べてみると5223gでした。 |
ティムソンのTS-822(140/70)の重量を調べると5759gだったので 536gほど重くなっています。 |
それでは作業編です。 まずは後輪を外すので リアのアクスルシャフトナット(24ミリ)を緩めます。 アクスルシャフト自体が供回りしてナットが緩まない場合は 左側にあるアクスルの頭(19ミリ)を抑えながらナットを緩めます。 取付時の締め付けトルクは90N・m程度です。 |
後輪を持ち上げる前にブレーキロッカーで フロントブレーキを掛けた状態にすると 車体が動くことなくその場でリフトアップが出来ます。 ブレーキロッカーを使わない場合は 少し車体が後ろに移動しながら車体が持ち上がります。 |
リア用のメンテナンススタンドを使って スイングアームを持ち上げます。 CB250Rのスイングアームには ボルトを取り付けるネジ穴が無いので 下から支えるタイプのスタンドを使います。 |
緩めておいたアクスルシャフトナットを外し 左側にアクスルシャフトを抜き取ります。 シャフトには後輪の重みが乗っているので 写真のように足の甲で少しだけ持ち上げると 簡単にシャフトが抜けます。 |
後輪が下に落ちたら少し前に転がして チェーンを外します。 |
後輪を少し後ろに転がしてキャリパーを外し スイングアームの外に避けて後輪を車体から外します。 |
キャリパーのブレーキホースに負担を掛けない為にも 作業中はアクスルシャフトを元に戻して キャリパーを固定しておきます。 |