HONDA CB250R ブロックタイヤの装着 Vol.5 |
次はフロントタイヤを交換します。 という事で用意したアイテムは TIMSUN(ティムソン)のTS-823 100/80-17 52P TLです。 フロント側も出来るだけ純正タイヤに近い 外径のタイヤを選びました。 |
CB250R純正のフロントタイヤ(GPR300 110/60)の 重量を調べてみると3744gでした。 |
ティムソンのTS-823(100/80)の重量を調べると3901gだったので 後輪ほど差はなく157gほど重くなっていますね。 |
まずは工具が掛かっていますが 左側のアクスルシャフトナット(22ミリ)を緩め それから赤矢印のキャリパーマウントボルトと 黄矢印の割締めボルトを緩めます。 ちなみに取り付けの時は先に アクスルシャフトナットを締め付けてから 最後に割締めボルトを締めます。 締め付けトルクはキャリパーマウントボルトは40N・m 割締めボルトは22N・m程度で フロントアクスルシャフトナットは68N・m程度です。 |
フロントタイヤを少しだけ持ち上げるので フロント用のメンテナンススタンドを使うか 自動車用の油圧ジャッキにゴム板を敷いて 下からエキパイを持ち上げます。 写真のように後ろ側に持ち上げる角度からジャッキを使うと 後輪とサイドスタンドにほとんどの重量が掛かるので エキパイには大した負荷は掛かりません。 ちなみにフロント用のメンテスタンドを使う場合は リアのメンテスタンドを併用し 予め車体を真っ直ぐに立てておく必要があります。 |
緩めておいたアクスルシャフトナットを外し 車体左側からアクスルシャフトを抜き取ります。 |
キャリパーのボルトを完全に外し キャリパーを外してからタイヤを転がして車体から外します。 |
ブレーキホースに負担を掛けない為にも ブレーキキャリパーは元に戻して ボルトを仮止めしておきます。 |
ホイールセンターにあるアクスルカラーは外れやすいので 先に外しておきます。 |
後は後輪と全く同じやり方でタイヤを履き替えさせます。 |
という事でフロント側のタイヤの履き替え作業が完了しました。 後は逆の手順で車体に戻します。 |
純正タイヤと比べて少しだけ外径が大きくなっているので フェンダーとのクリアランスは狭くなりますが 加工無しで取付出来ました。 アスファルトの道を走る場合は問題ありませんが 未舗装路を走る場合は石を巻き上げるので フロントフェンダーの位置は少し高くした方が良いですね。 |
車体全体ではこんな感じになりました。 フロントフェンダーの位置を少し上げたり マッドガードを追加してオフロードカスタムを施しています。 本来はこういう性格のバイクなんじゃないかと思うくらい ブロックタイヤが似合っていますね。 日本メーカーのタイヤと比べて 中国メーカーの安いタイヤなんですが 経年劣化の具合はまだ分かりませんが 今の所、グリップ力に関しては全く問題はなかったです。 |
後ろから見るとこんな感じです。 より積極的に林道や未舗装路を走りたくなるので 今までよりも走るステージが一気に増えると思います。 未舗装路の急過ぎる坂だと登れなかったり 丸太越えをやると腹を打ちますが 多少のアップダウンのある林道でも気持ちよく走れます。 |