HONDA CB1300 スリップオンマフラーの取付 Vol.4 |
仕上げにサイレンサーにマフラーバンドを通して ステーと固定しますが 予めサイレンサーを回転させて 末端にあるバッフルを固定しているナットが 真下に向くように調整し スイングアームとサイレンサーが接触しないように センターパイプを回して距離を調整します。 |
マフラーステーとマフラーバンドの固定の詳細ですが スイングアームに干渉しない距離を保つ為にも 今回はM8×60のボルトに 長さ20ミリのアルミスペーサーを通して固定しました。 ナットは純正マフラーを固定していたのが使えますし ワッシャーに関しては写真ではゴムワッシャーを使っていますが サイレンサーに2枚付属しているのでそれを使います。 最後にセンターパイプのマフラーバンドを本締めしますが マフラーバンドは強く締め付けると簡単に壊れるので ほどほどに締めます。 |
ちなみに純正マフラーと同じように タンデムステップに固定したい場合は このようにサイレンサーのかなり根元に固定する事になるので・・ |
マフラーバンドを固定する位置を変更する為に このようなM8の穴が空いた汎用タイプのステーと 短いM8のボルト、ナット、ワッシャーを用意しておきます。 |
このようにステーを使って延長させますが 写真のようなオフセットステーを使う事で アルミスペーサーを使わなくても 直接マフラーバンドに固定出来ますよ。 ちなみにステーとタンデムステップの固定には 純正マフラーのボルトナットをそのまま使います。 |
これでスリップオンマフラーの取付が完了しました。 ちなみに写真ではタンデムステップが外れていますが タンデムステップと汎用マフラーステーは共存出来ますよ。 |
それでは排気音を収録してきたのでどうぞ・・ CB1300 ビームスカーボンGPテール(インナーバッフル付) 全く同じ距離、同じ入力レベルで収録していますが まずアイドリングの音量が全く違っていて ビームスマフラーはもう別の乗り物と思えるくらい 音量が小さくなっている事が分かります。 エンジンを回すと純正マフラーをうるさくしている低音域が ビームスマフラーではしっかり減衰しているので 音圧が抑え込まれています。 ちなみに排気音量は純正マフラーよりも 圧倒的に静かになりましたが 政府認証マフラーではないので 車検の時には純正マフラーに交換する必要がありますよ。 |
車体全体から見るとこんな感じの仕上がりになりました。 今回取り付けたのは特大サイズのサイレンサーなんですが CB1300にはそれに負けない車体のボリュームがあるので 全体のバランスも悪くないと思います。 約2Kgの軽量化の効果を体感出来る事は ほとんど無いのですが どんな場所でも気を遣わずに走れる静音性が手に入りました。 |