HONDA CB1300 クイックシフターの取付 Vol.1 |
今回はCB1300にクイックシフターを取り付けします。 クイックシフターは本来レース用のアイテムでしたが クラッチ操作の回数を大幅に減らせるので 普段乗りやツーリング時でも左手の疲れを 大幅に軽減できますよ。 という事で今回用意したアイテムは ホンダ純正アクセサリーの クイックシフター(08U70-MFP-JC0)です。 CB1300は電子スロットルなので シフトアップ・ダウンの両方に対応しています。 |
それでは事前の準備を部屋でやっておきますが クイックシフターのリンク部に 付属のボルトを通しカラーも通します。 |
付属のギアチェンジアームを通して 裏の六角ボルトを押さえながらナットを締めますが アームの向きを間違えないようにします。 締め付けトルクの指定は無く 7mmのボルトなので15N-m程度で問題は無いと思います。 |
これで車体への取り付け作業がよりスムーズに行えます。 |
次はクイックシフターを取り付けた後 ECUに学習させる為に必要なのが 故障診断コネクターに刺して使う ショートコネクター(070MZ-0010300)です。 ホンダ車の故障診断コネクターは4極から6極に変わり 全メーカー統一のOBD2規格になりました。 ショートコネクターは見た目の印象よりも高価なので 出費を最小限に抑えるなら ショートさせる端子を自作します。 |
ショートさせる端子を自作するのに必要な部材は OBD-llのオス端子×2本(025型オス端子でも代用可能) まずは6センチ~10センチくらいの長さで 配線コードをカットします。 |
電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使い ケーブルの両端の被覆を3ミリ~4ミリほど剥きます。 写真では大きな電工ペンチを使っていますが 小さな025型端子を圧着するには 小さいタイプの電工ペンチを使います。 |
電工ペンチを使ってケーブルの銅線部分と 被覆部分の2箇所を圧着し端子を固定します。 もう片方にも同じように端子を圧着します。 |
こんな感じに仕上がりました。 これでクイックシフターを取り付ける準備が整いました。 |
それでは車両で作業を行いますが まずはシートを外してから バッテリーのマイナス端子を外しておくというのが 決まり事のようですが 今まで一度もマイナス端子を外した事がありません。 |
次は車体左側のサイドカバーを外しておくので 赤矢印の六角穴付きボルトを外しますが より作業性を高めるならサイドカバーを外してから エアクリーナーサイドカバーも外すので 黄矢印の六角穴付きボルトも外します。 |
サイドカバーはボルトを一本外すと あとはグロメットに刺してあるだけなので 手前に引っ張って外します。 |
サイドカバーはエアクリーナーサイドカバーにある 2箇所のグロメットにも刺してあるので 先にサイドカバーを外さないと外れません。 |