HONDA CB1300SF クイックシフターの取付 Vol.4

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あとは逆の手順でコネクターや

カバー類を元に戻していきますが

同時にクイックシフターのケーブルを固定していくので

まずはここにあるリングを左右にずらして開いてから

クイックシフターのケーブルと一緒に固定し直します。

 

後は適当にクイックシフターのケーブルと

他のケーブルを結束バンドで固定しておきます。

あと、ここのエアクリーナーボックスに触れる所はかなり狭く

ケーブルが擦れる可能性があるので

ビニルテープや配線保護テープで巻きました。

 
CB1300SF(SC54)ギアチェンジアーム固定

後はスプロケットカバーを元に戻し

ギアチェンジアームを固定し直しますが

シャフト側とアーム側にあるポンチマークを合わせて固定し

六角ボルトを締め付けます。

締め付けトルクは12N-mです。

 
CB1300SF(SC54)クイックシフター

これでクイックシフターの取付が完了しました。

 
CB1300SF(SC54)DLCコネクター

最後の仕上げにECUにクイックシフターを学習させるので

ETCのそばにある故障診断コネクター(DLC)を使います。

 

DLCは固定を外した方が使いやすいので

赤矢印のツメを押しながら右側に抜き取り

黄矢印のツメを押しながらキャップを抜きます。

 
CB1300SF(SC54)ショートカプラー接続

DLCにショートコネクターを差し込みます。

 
CB1300SF(SC54)自作ショートコネクター

自作した端子を使う場合は

ツメ部分を上にした時、上の段の左端と右端に

端子を差し込みます。

 
くいCB1300SF(SC54)クイックシフター学習作業

エンジンは掛けずに

キーを捻ってメーター類が立ち上がった状態にしてから

左のSELスイッチと右のSETスイッチを同時に押し続けると

クイックシフターを使用するかどうかの設定画面になり

OFFの表示が出るので

左のSELスイッチを押してONに切り替えます。

 

SETボタンを押すとYESに切り替わります。

 

YESでもう一度SETスイッチを押すのか

YESで待っていたら1が表示されるのかは覚えていませんが

1が表示されたらエンジンを始動してアイドリングさせます。

 
CB1300SF(SC54)純正マフラー出口

2、3、4とカウントされて4で止まれば学習完了なので

エンジンを切ってDLCのショートコネクターを外します。

1でエンジンを掛けてから4になるまで

15秒も掛からないくらいでした。

もし5が表示された場合はセンサー類の異常が疑われるので

試しにもう一度学習作業を行っても5が表示された場合は

ディーラーで点検した方が良いですね。

 

学習が終われば液晶画面に

QSと上下の矢印が表示されるので

クイックシフターが使える状態になります。

クイックシフターが動作するには条件があり

シフトアップを行う時には必ず

アクセルを少しでも入れた状態にしておく事と

シフトアップ時は1350回転以上、シフトダウン時は1200回転以上

エンジンが回っている必要があります。

 

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