テストドライブ日記 スズキ アルト ターボRS Vol.1

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グレード:ターボRS
カラー:ブルーイッシュブラックパール3
エンジン:660cc 直列3気筒ターボ
ミッション:5速AGS
価格:1,293,840円~

古き良き時代の面白い軽自動車の復活・・

11年ぶりにターボを搭載したアルトの復活です。

自動車好きにとって、復活してほしい絶版車は沢山ありますが

時代が時代なので、もう出ないだろうと

心のどこかで諦めているのですが

今回のアルト ターボRSのスペックは

かつてのアルトワークスと、ほぼ同等のスペックで

2015年現在、軽自動車最速のスペックでの登場です。

当時のアルトワークスを知る人間は

スペック表を見るだけできっと、鳥肌が立つんじゃいかな。

素のアルトと比べて、ボディ補強等の影響もあり

車両重量は、約60Kgほど増えましたが

それでも670Kgなので、600Kg代を余裕でキープしていますし

トランスミッションは、セミオートの5速MT(5速AGS)のみという

思い切った設定ですね。

特に、素のアルトと比べて動力性能以外の要素では

どう変わったのか気になる所ですね。

さっそく乗ってみたいと思います。

 

670kgの車重にターボの加速性能・・

昔のアルトワークスに乗った時の印象は

停車時からの出だしの加速は、いかにも軽自動車で貧弱でしたが

エンジンを回せば回すほど、軽自動車とは思えないような

強烈な加速Gが襲ってくる印象でした。

今回のアルト ターボRSでは

まるで排気量が1000ccくらいあるような

NAエンジンに近いフラットなトルク特性の加速で

低回転域から力強く、それが6000回転くらいまで持続する感じです。

やっぱり、今風のターボの加給を感じさせない味付けになっています。

アルトワークスをイメージして乗ると

高回転域でのパワーの伸びが無いので

少し物足りなさを感じるかもしれませんが

今回のアルトターボは、言ってみれば

低回転域からレッドゾーンまで、ずーっと速いのです。

エンジンルームを覗くと、ターボRS専用パーツである

太い鉄のパイプで作られたタワーバーが印象的ですね。

 

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