KAWASAKI Ninja ZX-25R インプレッション Vol.5

HOME - GARAGE - ZX-25R - Impression

ZX-25Rフロントブレーキ

フロントブレーキ

ラジアルマウントのキャリパーが採用されていますが

車体全体を見ると間違いなくここが一番ショボく見える

シングルディスクのブレーキですね。

しかし、意外としっかりブレーキは効いてくれるので

250ccクラスの車両として見れば

かなり優秀な制動力を持っています。

しかも、シングルディスクなだけにコントロール性も良いので

サスペンションの沈み具合を感じながら

指先で姿勢を制御しやすいブレーキだと思います。

ちなみにタイヤは前後ラジアルで

CBR250RRやNinja400と同じ銘柄のダンロップGPR300です。

Ninja250が採用するバイアスタイヤよりもグリップ力が高く

路面温度の低い冬場でも安心して走れるので

純正タイヤに相応しい扱い安いタイヤだと思います。

 
ZX-25Rリアブレーキ

リアブレーキ

リア側のキャリパーはNinja250と比べても幅が小さく

いかにも効きが弱そうなキャリパーなんですが

制動力はほとんど変わらない印象ですね。

ちなみにリアタイヤはNinja400と同じ150ミリのタイヤ幅なので

140ミリのCBR250RRよりも少し幅広です。

 
ZX-25Rヘルメットホルダー

ユーティリティ

タンデムステップの後ろに

ヘルメットホルダーが装備されています。

一見、当たり前と思えるような装備なんですが

これが以外と当たり前ではないので

最初から着いていたら嬉しいアイテムですね。

ヘルメットホルダーは後付けすると余分なカギが増えるので

車体のカギと共通なのが

標準装備されているホルダーの良い所ですね。

 
ZX-25R収納スペース

リアシートを開けると収納スペースがありますが

先代のNinja250から採用されていたトレーが排除されています。

その為、深さはそこそこありますが小物を入れると

何処に入り込むか分からないので

使い勝手は悪くなったと思います。

矢印のワイヤーは現行モデルのニンジャ250から採用されている

引っ張るだけでメインシートを外せるワイヤーです。

この機構は本当に便利なので

他のメーカーも採用して欲しいですね。

 
ZX-25R純正USB電源

SEモデルに標準装備されていて

ベースモデルはディーラーオプションのUSB電源ですが

メインシートとセンターカバーを外さないと

USBソケットまではたどり着けないのでかなり使いづらいです。

 
ZX-25R車載工具

ちなみに車載工具の内容は

六角レンチ2本とプラスドライバーのみで

リアシート裏に収納されています。

現行モデルのニンジャ250では

スパナやペンチなどかなり充実している工具ですが

一気に簡素化されました。

個人的には車両の信頼性が上がった証拠だと思っています。

ちなみにリアサスのプリロードを変更するフックレンチ一式は

車載工具とは別に付属しています。

フックレンチ一式も車載工具の袋の中に収納出来るので

スペック表の車体重量を軽くする為の小技としか思えませんね。

 
ZX-25Rアクスルナットキャップ

あと、今回からリアアクスルナットに

ゴムキャップが付きました。

初めて見た時は輸送時の養生キャップを

ディーラーが外し忘れたのかと思いましたが

正式な装備品のようです。

 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4 > Vol.5 > Vol.6