スズキ ワゴンR スティングレー インプレッション 3

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ワゴンRシフトレバー

トランスミッション CVT

ワゴンRには、ジヤトコ製の副変速機付きCVTが採用されています。

副変速機が付く事によりアクセルに対してのリニアな加速と

ワイドなギア比によりエンジン回転数を低く抑えて走れるので

燃費と加速のレスポンスを両立させているのが特徴です。

音に集中して走ると時速40㎞~50㎞の間くらいで

副変速機が切り替わる音がかすか聞こえますし

その時にトルクの変動も体に感じます。

特に高速道路などでは

このワイドギアなCVTの燃費効果が絶大で

エンジン回転数が2000回転で時速90㎞

2400回転で時速100㎞で走れます。

低いエンジン回転数は燃費だけでなく静粛性にも寄与するので

軽自動車でも快適に高速道路を走る事が出来ます。

走行中にアクセルを完全に離すと

運動エネルギーを電気に変換する

回生モードに入るので、CVTなのに

エンジンブレーキがかかったような

少し強めの縦Gを感じます。

ガソリン車なのに、エネチャージシステムによって

ハイブリッドカーのような要素を持ってます。

 
ワゴンRパドルシフト

パドルシフト 7速マニュアルモード

マニュアルモードに切り替えるには

シフトレバーを一番下のMに入れるか

パドルを操作する事によってDモードでも

一時的にマニュアルモードになりますので

いつでもシフトアップ・ダウンが出来ます。

7速マニュアルモードですが

サーキットを走るような本格的な

マニュアルモードではないので

タコメーターの針がレッドゾーンに入る手前で

勝手にシフトアップする安心設計です。

低い回転数でのシフトアップや

レッドゾーン手前でのシフトダウン時には

ブザーが鳴り、シフトチェンジをしない構造になっています。

無段変速のCVTだと、アクセルを全開にしても

回転が上がる前に勝手にギアが重くなっていくので

加速のパワー感(トルク感)を味わえないのですが

ギアが固定される事によって

軽ターボの軽快な加速の縦Gを味わう事が出来ます。

 

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