HONDA PCX e:HEV　インプレッション　Vol.4

JK型PCXの事はある程度分かって頂けたと思うので

ここからはハイブリッドモデルのe:HEVについて

詳しく見ていきたいと思います｡

2020年あたりからホンダがハイブリッドシステムの事を

e:HEVと言い始めました｡

おそらくハイブリッド=トヨタのイメージを

払拭したかったのだと思いますけど･･

ただ､ややこしい事に

e:HEVと言えどもPCXのハイブリッドシステムは

ホンダが4輪で採用しているような

モーターだけでも走れるストロングハイブリッドではなく

ほぼほぼスズキが4輪で採用している

マイルドハイブリッドシステムそのものなので

モーターのみでの加速は出来ません｡

つまり､ストロングもマイルドも関係なく

ホンダのハイブリッドならe:HEVと言っていこうという感じですね｡

e:HEVはPCXの中でも最上級モデルという事で

所々に他のグレードよりも品と質を高めた装備が施されています｡

まずはスクリーンの先端にあるHONDAのエンブレムですが

他のグレードではステッカーが貼ってあるのに対し

e:HEVでは立体的です｡

思わず触りたくなりますね･･

ちなみにスクリーンのロゴが立体になったのは

先代のハイブリッドモデルであるJF84型から引き継がれました｡

ヘッドライトの中にはうっすらブルーが映るように

専用のヘッドライトが装着されています｡

これこそ､まさに限りなく透明に近いブルーですね｡

テールランプにも実は

うっすらブルーが映るように施されています｡

エンジンを切ると分かりやすいのですが

テールランプが光った状態でも

よく見るとうっすらブルーが映っています｡

限りなく透明に近いブルーだと思います｡

だがしかし､シートは

思いっきり青に見えるブルーのツートンでした｡

ちなみにPCXのエンブレムも特別仕様で

濃いブルーのツートンです｡

ちなみにスマートキーの裏も

思いっきり青に見えるブルーなので

普通のPCXとは違うのだよ！

と､まわりに言いふらす事が出来ます｡

高級車は車体を見なくても

カギを見れば分かりますからね･･

これもJF84型から引き継がれています｡