とりあえずリアショック下部のナットを緩めるので

ボルトを抑えながらナットが外れる一歩手前まで緩めます。

左側のボルトの頭が14ミリで右側のナットが17ミリでした。

車体左側のリアショック上部は

防水カバーとその中のコネクターで隠れているので外します。

防水カバーには切り込みが入っているので

開いてコネクターを3つ外します。

これでショック上部のボルトの頭が見えるようになりました。

車体右側のナットはそのままでも作業が出来るので

ショック下部と同じようにナットが外れる一歩手前まで緩めます。

ここのボルトとナットはフレームの奥にあるので

エクステンションバーを使い

車体に跨がりながら作業をすると楽です。

次はリアショックを外すので

リアショックに車体の重さを乗せない状態にする為に

適当なジャッキを使ってサイドスタンドの裏あたりの

フレームの強固な部分をほんの少しだけ持ち上げます。

イメージとしてはジャッキでフレームを持ち上げて

サイドスタンドとリアタイアに車体の重みを乗せる感じにします。

持ち上げ過ぎても意味がないので

分かりやすい基準として

フレームにジャッキがセット出来たら

リアショックを手で軽く揺らしながら

ジャッキアップしていくと

リアショックがグラグラ動くのでそこで止めます。

必ずゴムの板をジャッキとの間に挟んで

車体にキズが付かないようにしておきます。

それからリアショックの下側のボルトを抜きます。

車体の重みがボルトに乗っていないので簡単に抜けます。

ショック上部のボルトも外します。

ここのボルトはショック自体の重みがボルトに乗っているので

片方の手でショックを持ちながらボルトを外します。

ボルトやナットはレームの奥にあるので

適当な工具を使って回収します。

ボルトが外れたらそのままショックを抜き取ります。