ND型ロードスターの試乗インプレッション Vol.2

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そもそもロードスターってどういうクルマ?

ロードスターにとってコンバーチブル(オープンカー)という要素は

ロードスターの魅力の50%ほど・・あるいはそれ以下程度で

本当のロードスターの醍醐味は

曲がりくねった狭い山道でも

ドライバーが意のままにコントロールして

走らせる事が出来る所にあります。

試乗でも、ついついタイヤを鳴らしながら走ってしまうほどです。

そのくらいロードスターは、運転に夢中にさせてくれます。

ロードスターと一般的な大衆車の違いを

分かりやすく説明するとですね・・

体重100Kgの太った身体でマラソン大会に出場させられるのが

他の一般的な大衆車だとすると

そこからがんばって痩せて体重が50Kgになってから

自らの意志でマラソン大会に出場するのがロードスターです。

ん?・・・・とにかく、自動車で走るのは楽しい事なんだと

ロードスターがドライバーに教えてくれます。

 

SKYACTIV-G 1.5L 直噴ガソリンエンジン・・

NA型やNB型でも1600cc~1800ccだったのに

1500ccで大丈夫なの? って思われるかもしれませんが

すでに一昔前の1500ccのDE型デミオが

1600ccのロードスターよりも

低回転域からトルクが厚く、加速が速かったので

そこに関しての不安は全くありませんでしたね。

そのくらい昔のロードスターのエンジン性能は残念でしたが

最近のスカイアクティブエンジンの出来の良さは

同じメーカーが作っていたエンジンとは思えないほど別物です。

決して刺激的な加速は出来ませんが

低回転からレッドゾーンまで滑らかに回り

回転に応じて、ほどよく加速が伸びてくれてます。

マフラーから聞こえてくる心地良い排気音も

絶妙にちょうど良い音量で癒されます。

問題があるとすれば、NC型のオーナーさんが乗った場合は

加速に物足りなさを感じるかもしれませんね。

 

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