これで消音材を増量した調音仕様の
サイレンサーが完成しました。
音質に拘ったのであえてストレートに
排ガスが抜ける構造にしましたが
それだとどうしても排気音がうるさくなってしまう所を
サイレンサー内部の口径を絞った事で
しっかり消音する事が出来ました。
また、大容量の消音材により
耳障りとなる周波数帯のノイズをより多く低減させる事で
角が取れた丸みのある柔らかい音質になりました。
実際に仕様の違うサイレンサーの
排気音を収録してきました。
K-FACTORYエキパイ+ビームスマフラー
(グラスウール詰め+40mm300セル触媒)
K-FACTORYエキパイ+ビームスマフラー
(二次側デイトナバッフル+40mm300セル触媒)
K-FACTORYエキパイ+LCIショートマフラー
(二次側バッフルキャップ詰め+一次側消音器)
ZX-25R純正マフラー
(かなり離れた所からの収録)
アイドリング時の音量を聞くと消音性能の差が
わかりやすいのですが
ストレートに排ガスが抜ける仕様の
二種類のビームスマフラーを比較すると
グラスウールを詰めた仕様の方が
明らかに静かになっている事が分かりますね。
出口側は両方とも同じデイトナのバッフル仕様なので
音質は非常に似ているのですが
グラスウールを足した時とそうでない時との
音質の違いがより分かりやすくなっています。 |