Ninja ZX-25R フルエキゾーストシステム 調音編 Vol.4

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ZX-25Rカーボンビームスマフラー

これで消音材を増量した調音仕様の

サイレンサーが完成しました。

音質に拘ったのであえてストレートに

排ガスが抜ける構造にしましたが

それだとどうしても排気音がうるさくなってしまう所を

サイレンサー内部の口径を絞った事で

しっかり消音する事が出来ました。

また、大容量の消音材により

耳障りとなる周波数帯のノイズをより多く低減させる事で

角が取れた丸みのある柔らかい音質になりました。

実際に仕様の違うサイレンサーの

排気音を収録してきました。

K-FACTORYエキパイ+ビームスマフラー

(グラスウール詰め+40mm300セル触媒)

K-FACTORYエキパイ+ビームスマフラー

(二次側デイトナバッフル+40mm300セル触媒)

K-FACTORYエキパイ+LCIショートマフラー

(二次側バッフルキャップ詰め+一次側消音器)

ZX-25R純正マフラー

(かなり離れた所からの収録)

アイドリング時の音量を聞くと消音性能の差が

わかりやすいのですが

ストレートに排ガスが抜ける仕様の

二種類のビームスマフラーを比較すると

グラスウールを詰めた仕様の方が

明らかに静かになっている事が分かりますね。

出口側は両方とも同じデイトナのバッフル仕様なので

音質は非常に似ているのですが

グラスウールを足した時とそうでない時との

音質の違いがより分かりやすくなっています。

 
ZX-25Rカーボンショートマフラー

次は実際に加速している時の排気音も収録してきたので

純正マフラーと比較してみます。

K-FACTORYエキパイ+ビームスマフラー加速音

(グラスウール詰め+40mm300セル触媒)

ZX-25R純正マフラー加速音

↑マイクを固定している位置が違うので

純正マフラーでは少しこもった音質になっています。

K-FACTORYエキパイ+ビームスマフラー全開加速

(グラスウール詰め+40mm300セル触媒)

レッドゾーン付近の高回転域では排圧が高いので

そのまま排ガスが通り抜けてしまう事で

音質的にはどれも同じように聞こえるのですが

6000回転あたりから明らかに音が変わり

1万回転過ぎあたりまでの実用領域では

マフラーの仕様の違いによる

排気音の個性がより強く出るので

4-1タイプのエキゾーストパイプならではの独特な

「パーーーーーーン」の音がしますね。

豊富な消音材により

純正マフラーのザラザラしたノイズも消えています。

という事で今回は4-1タイプの集合管サウンドを

いかに消音して綺麗な音色で外に出すかに拘って

サイレンサーを改造してみました。

 

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