Ninja ZX-25R ドリブン(リア)スプロケットの交換 Vol.2

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ZX-25R純正ドリブンスプロケット

後輪が外れたので

先ほど緩めておいたスプロケットのナットをすべて外します。

 
ZX-25Rフランジ

スプロケットが外れました。

 
ZX-25Rアルミスプロケット

新しいドリブンスプロケットを取り付けて

ナットを対角線上に3~4週する感じで少しずつ締め付けます。

締め付けトルクは59N-mです。

 

ちなみにスプロケットを取り付けた土台(フランジ)は

手前に引っ張るとホイールから簡単に外れる構造なので

誤って下に落とさないように気をつけてください。

 
ZX-25Rリアブレーキキャリパー

それでは後輪を元に戻しますが

あらかじめリアブレーキパッドの隙間を

このように適当な工具で広げておくと

スムーズに後輪を元に戻せますよ。

あと、このように後輪が外れている状態だと

パッドピンを外すだけで簡単にブレーキパッドが交換出来るので

リアパッドの交換作業もついでに行うと効率が良いですね。

 
サンスターRK-110-45

基本的に取り外し作業の逆の手順なので

後輪を車体に納めると同時に

キャリパーを元の位置に戻します。

 

左側はチェーンをスプロケットに掛け直し

左右のアクスルカラーも元に戻しておきます。

後は後輪を持ち上げてアクスルシャフトを通すだけです。

後輪を持ち上げた時にアクスルカラーが

スイングアームに引っかかって落ちやすいので

後輪の位置をスイングアームの中心に

まっすぐに置くのがポイントです。

後輪を浮かすときは同時に右側にある

ブレーキキャリパーのパッド同士の隙間に

ブレーキローターを差し込みます。

 

アクスルシャフトを戻す前に

適当なグリスを薄く塗ってから元に戻します。

シャフトを元に戻せたら

アクスルナットを緩く借り止めして

ドライブチェーンの交換作業に移ります。

ドライブチェーンを交換しない場合は

アクスルナットを緩く借り止めしてから

車体を地面に下ろし

チェーンの張り調整を行います。

張り調整の詳細はここのページで載せているので

ここでは省略しますよ。

 
ZX-25Rアルミドリブンスプロケット

チェーンの張り調整が終わったら作業終了です。

アルミ製のスプロケットはバネ下の軽量化だけでなく

見た目の美しさも兼ね備えていますが

耐久性ではスチールよりも劣ります。

見た目と耐久性で選ぶなら

ZX-25RではRKのRKM03PSも選べますよ。

 
ZX-25R専用アルミドリブンスプロケット

ちなみにサンスターの専用デザインの

アルミ製50Tだとこんな感じでした。

 

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