KAWASAKI Z125 PRO ドライブスプロケットの交換 Vol.1

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今回は、Z125 PROのドライブスプロケットを交換します。

Z125純正の14Tは、まさに加速を重視した設定で

もっとも速く0-100Km/h加速をするなら

ピッタリなギア比なんですが

吸排気をチューニングしてサーキットを走るとなると

106Km/hあたりで4速のレッドゾーンに到達してしまうので

もう少しだけギア比を重くしたくなるんですよ・・

そこで今回は気軽に交換出来る

ドライブスプロケットを変えてみたいと思います。

今回用意したブツは、キタコのドライブスプロケットです。

14T(純正と同じ歯数)・15T・16Tがラインナップされていて

今回は15Tと16Tを試してみたいと思います。

アマゾン と 楽天市場の価格を参考にしてください。

 

Z125 PROの純正ドライブスプロケット(14T)の重さは92gでした。

 

キタコの16Tのドライブスプロケットでは102gでした。

肉抜き加工で軽量に作られていますが

さすがに2Tも多いと純正よりも重くなりますね。

 

キタコの15Tでは87gでした。

純正よりも1T分多いですが肉抜き加工の効果で軽量ですね。

 

それでは作業編・・

15Tでも16Tでも純正のドライブスプロケより大きいサイズなので

とりあえずチェーンの張りを緩める作業から始めます。

まずは後輪のアクスルシャフトのナットを緩めるので

手前にある割りピンを外します。

 

割りピンはペンチ等で真っ直ぐにしてから抜き取ります。

 

次にアクスルシャフトのナット(17ミリ)を緩めます。

最初は車体右側のナットだけに集中して緩め

ナットが緩んでくるとアクスルシャフト自体が供回りするので

↑の写真のように車体左側のアクスルシャフトの頭(14ミリ)に

工具を掛けて回らないように押さえます。

 

アクスルシャフトのナットは完全に外す必要はありません。

 

次にチェーンの張りを調整しているアジャスターをユルユルにするので

まずは、青矢印のロックナット(12ミリ)を緩めてから

赤矢印のアジャスターも緩めます。

車体右側も同じようにアジャスターを緩めます。

 

左右のアジャスターが緩まると写真のようにチェーンが

ダラーンと垂れ下がります。

チェーンが垂れ下がらない場合は

後輪のタイヤを後ろから蹴って車体の前にしっかり移動させます。

16Tのドライブスプロケットを入れる場合は

↑の写真よりもさらにアジャスターをネジに掛かる

ギリギリまで緩めておいた方が作業が早いですよ。

 

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