YZF-R125 XSR155 リアスプロケットの交換 Vol.1 |
今回はYZF-R125のドリブン(リア)スプロケットを交換しますが R15やXSR155、MT-125・XSR125とも共通の作業です。 リアのドリブンスプロケットも消耗部品なので いつかは交換しないといけないのですが ギア比を変更したり軽量化したい時にも交換します。 という事で今回用意したアイテムは XAM(ザム)のアルミ製ドリブンスプロケット(A3403)で 純正と同じ428サイズのドライブチェーンに適合し 歯数は48T~60Tまで選べます。 |
ドリブンスプロケットの重量を量ってみましたが YZF-R125、MT-125、XSR125の 125ccクラスの純正ドリブンスプロケットには 52Tが装着されており重量は794gで スペーサーが75gでした。 |
YZF-R15やXSR155などの150ccクラスには 48Tのドリブンスプロケットが装着されており 重量は676gでした。 つまり、125ccと150ccのギア比の違いは このドリブンスプロケットの歯数の違いよって調整されているので 150ccクラスには125ccクラスの52Tに対して 少しギア比が重くなる48Tが採用されています。 |
今回取り付けるXAMの 55Tのアルミ製ドリブンスプロケット(A3403X55)は345gでした。 歯数が増えるほど大きくなるので重くなっていきますが 基本的に同じ歯数だとアルミ製に変える事で スチール製の1/3くらいの重量に抑えられますが R125やR15の純正ドリブンスプロケットは しっかり肉抜きがされている優秀なスプロケットなので 半分程度の重量になっています。 |
それではさっそく作業編ですが 先に12ミリの工具を使ってドリブンスプロケットの 全てのナットを一周程度緩めておきますが 車体を前後に動かして スイングアームに隠れているナットも忘れずに緩めます。 |
次は後輪を外すので リアのアクスルシャフトナットを 19ミリの工具で外れない程度に緩めます。 |
ナットが緩むとアクスルシャフトが供回りするので シャフトの頭を17ミリの工具で押さえながらナットを緩めます。 |
次はメンテナンススタンドを使って後輪を浮かせます。 メンテナンススタンドのアダプターは 写真のようにM6のボルトに引っ掛けるタイプと 直接スイングアームを持ち上げるタイプがありますが どちらでも使えますよ。 |
直接スイングアームを持ち上げるタイプは 持ち上げた瞬間に支えている所が車体の前側に動くので マフラーに当てないように気をつけます。 |
予めメンテナンススタンドの高さ調整を行い 後輪は出来るだけ床から浮かさない高さ設定にするのが 作業効率的にはベストですが どうしても浮いてしまうので適当な物を敷いて隙間を埋めると 後輪を手で持ち上げる量が減るので 作業が楽になりますよ。 |