YZF-R125・R15 エンジンオイル&フィルター交換 Vol.1 |
今回はYZF-R125のエンジンオイルと オイルフィルターを交換しますが R15とも共通の作業です。 エンジンオイルの交換サイクルは初回の1000Km以降は 3000Km~5000Kmの走行距離毎にエンジンオイルを交換しておけば とりあえず問題は起きないと思います。 まずはエンジンオイル交換に必要はアイテムは・・ エンジンオイル1L缶×1本 今回は買い溜めして在庫しているホンダ純正の CBR1000RR-Rの指定オイル(100%合成油)を用意しましたが 始動時からエンジンの回転が軽くなりますし シフトチェンジの動作がスムーズになります。
ストレーナーキャップパッキン(純正型番:93210-34802) R125・R15にはオイルドレンボルトが無いので オイルストレーナー用のパッキンを用意しておきます。 今回はデイトナの純正互換部品を使いましたが キタコからも発売されています。
あとは廃油を処理する為の オイルポイパックを用意しておきます。 |
次はオイルフィルター交換をする場合に必要なアイテムは・・ オイルエレメント(純正型番:38B-E3440-01) エンジンの内に入れるタイプのオイルフィルターですが 今回はデイトナの互換品を使っています。
オイルエレメントカバーのOリング(純正型番:93210-54805) 今回はキタコの互換品(OY-08)を用意しましたが デイトナの互換品なら(17635)になります。
アマゾンでは時期によって価格が変動するので もっとも安い方を買って下さい。 ちなみにオイルフィルターの交換サイクルは エンジンオイル交換2回に対して1回行います。 |
YZF-R125・R15から出る廃油は1リッター未満なので 2.5Lの廃油を処理出来る廃油処理ボックスの吸着材だと 2~3回分ほど使える量なので 適当なビニル袋に吸着材を分けておきます。 エンジンオイル交換2回分に分けるのは余裕ですが 作業中に使うキッチンペーパー(ウエス)やティッシュのゴミ等を 上手く利用すれば一つの廃油ボックスで 3回分のオイル交換が出来ます。 吸着材を入れたビニル袋に廃油を入れる場合は 念のためにビニル袋を2~3重にしておいた方が良いですね。 |
それでは作業編ですが 気温が0度前後でない限り エンジンオイルを温める暖機運転は必要ないと思いますし 特にYZF-R125・R15ではマフラーがすぐ横にあるので 火傷のリスクがあるのでお勧め出来ません。 YZF-R125・R15にはオイルドレンボルトがないので 矢印のオイルストレーナーキャップを外しますが 作業は車体の左側でも右側でも行えます。 ちなみにトルクレンチを持っていない方は 最初にマジックでキャップからエンジンに掛けて 線を引いておけば 取り付け時の締め付け具合が一目で分かるので 締め付け過ぎる事を防げます。 |
19ミリの工具を使って ストレーナーキャップを1週程度緩めます。 |
次は下にオイル受け皿を敷いてから 直接工具を回してキャップを外します。 ダイレクトに廃油処理ボックスを下に敷くことも出来ますが 高さがあるので作業性は多少悪くなりますね。 絶対に手をオイルで汚したくない場合は 使い捨ての手袋をしておきます。 |
ストレーナーキャップの中のくぼみにも オイルが貯まっているので傾けて受け皿に出しておきます。 |
フィラーキャップを開けると大気圧が掛かるので オイルが落ちる勢いが強くなりますが 暖かい季節だとキャップを開けようとしている間に オイルが出きってしまいます。 |