YZF-R125・R15 エンジンオイル&フィルター交換 Vol.3

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YZF-R125(RE45J)メンテナンススタンド

次はオイルフィルターを交換しますが

エンジンオイルのみ交換する場合は

ページの下の方まで飛ばして下さい。

普通にサイドスタンドでオイルフィルターを交換作業をすると

垂れたオイルがエンジンを伝ってエキパイに垂れるので

掃除の手間が増えます。

メンテナンススタンドを持っている場合は

車体を垂直にして作業を行う事で

エキパイにオイルが垂れるのを回避出来ますよ。

 
YZF-R125(RE45J)オイルエレメントカバー脱着

それでは車体右側にあるオイルフィルターカバーを外すので

オイル受け皿を下に敷いてから3本の六角ボルトを外します。

 
YZF-R125(RE45J)オイルエレメントカバーボルト

3本の六角ボルトはフロント側の1本だけ

長いボルトが使われています。

 

六角ボルトを外してフィルターカバーに隙間が出来ると

オイルが垂れてきますが

メンテナンススタンドで車体が垂直の状態だと

そのまま綺麗に真下にオイルが落ちるので

どこも汚れないのですが

カバーを抜き取る時にはどうしてもオイルが垂れてしまうので・・

 

フィルターカバーを外す時には

適当なウエスを下に当てながら外します。

 

フィルターカバーを外すとこんな状態になりますが

オイルが残っているので

適当なウエスで綺麗に拭き取っておきます。

ここもパッキンが密着するリング状の平たい部分に

ゴミが付いているとオイル漏れの原因になるので

特に注意しながら清掃します。

今回は車体を垂直にしているので

オイルが真下に落ちているのが分かりますね。

 
YZF-R125(RE45J)オイルフィルターとカバー

カバーを外すとこのような状態になっていて

オイルフィルターはパッキンによって

カバーと固着していますが少し捻ると簡単に外れます。

 

とりあえず先にパッキンを外してから清掃します。

 

新しいパッキンを用意しますが

ここのパッキンも廃油に付けて全体を湿らせます。

 

それからカバーの枠にパッキンを取り付けます。

 
YZF-R125(RE45J)オイルフィルター

新しいオイルフィルターを用意しますが

オイルフィルターには上下があります。

 

オイルフィルターの穴が空いている方を

カバーの突起部分に差し込みます。

これで車体に戻せる状態になりますが・・

 

新しいオイルフィルターは

実は車体側に差し込んだ方が作業性が良いです。

オイルフィルターの穴が空いている方を外に向けて

向きを間違えないように注意します。

 

あとは六角ボルトを適当に素手で元に戻してから

仕上げにハンドルを付けて締め付けます。

規定締め付けトルクは10N-mですが・・

ボルトと車体の接触面にオイルが付着していると

規定締め付けトルクでも締め付けすぎてしまうので

1/2回転以上締め付けないように注意します。

 

最後にエンジンオイルを注ぎますが

エンジンオイル交換のみの場合は0.85Lで

オイルフィルターも交換した場合は0.95L必要なので

予め計量カップに150ml、あるいは50ml分を注いでおくと

何も考えずに残りのオイルを全て注ぐだけです。

ちなみにオイルフィルターを交換した場合は

50mlを省くだけなので1L缶全てのオイルを入れても

問題なさそうに思えるのですが

実際に1L缶全てのオイルを入れてみると

オイルレベルゲージで調べると

結構オーバーしてしまったので

0.95Lはちゃんと守った方が良いですね。

 
YZF-R125(RE45J)エンジンオイル

エンジンオイルの注ぎ口は

あまり大きくはないので

こぼさないように少しずつ注ぎます。

ちなみに・・

サイドスタンドを使ってオイルフィルターを交換すると

エキゾーストパイプにオイルが付着している可能性が高いので

パーツクリーナーを吹いてウエスで拭き取ります。

 

写真は車体の左側ですが右側だと思って下さい・・

エキパイを掃除する時にカウリングが邪魔な場合は

ここのボルトを2本外しますが

下側のボルトは裏にナットがあるので

ナットを押さえながら供回りしないように外します。

 

ボルトを外してここのグロメットに刺してある所を開くと

下側もそこそこ開くのでエキパイの掃除がしやすくなりますよ。

 
YZF-R125(RE45J)オイルレベルゲージ

計量カップに注いだ場合は特に調べる必要もないのですが

フィラーキャップにはオイルのレベルゲージも付いているので

メンテナンススタンドを使って車体を垂直に固定してから

1分ほどアイドリングさせてからエンジンを止めて

2分ほどオイルが落ちるのを待ってから調べますが

フィラーキャップを回さずに注ぎ口に最後まで差し込むと

オイルの量を調べることが出来ます。

先端にある長方形の部分に油面があればOKです。

 

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