YZF-R125・R15 USB電源の追加 Vol.1 |
今回はYZF-R125にUSB電源を追加する作業ですが R15とも共通の作業です。 おそらくヒューズの容量の問題で R125のヤマハ純正オプションには 昔ながらのシガーソケットのDCジャックしかないので 社外品のアイテムでUSB電源を追加したいと思います。 という事で用意したアイテムは デイトナのUSB電源(93039)で もっともシンプルなタイプAの1ポート仕様です。 最大で10.5Wの消費電力なので R125・R15標準装備のACC電源でも使えますよ。 |
今回取り付けるデイトナの1ポート仕様のUSB電源ですが 真ん中のコネクター部分を外す事で 左のUSBソケット側と右のヒューズ部分で分ける事が出来ます。 右の末端にはバッテリーに直で接続する為の 丸型端子が付いていますが 今回はヤマハ純正オプションの サブハーネスの電源ソケットと接続するので 端子を変更したいと思います。 あと、サブハーネスキットにはヒューズが付いているので 短くシンプルにする為に左のUSBソケット部分のみを使います。 |
ちなみにこれは2ポート仕様(93040)です。 ICユニットから2本のUSBコネクターが伸びているだけで 1ポート仕様と内容は同じですね。 出力的には2ポート合わせて2.1Aになり 10.5Wの消費電力なので 2ポートでも1ポート仕様と同じ能力ですね。 |
最近ではタイプCのコネクターを採用した USB電源(17213)もあり このケーブルのタイプはブレーキスイッチと 接続するタイプですね。 USBソケット部分がタイプAよりもコンパクトなんですが 高速充電対応という事で 最大で18Wの消費電力になりますが R125・R15標準装備のACC電源でも対応出来ます。 ちなみにタイプAのUSBソケットでも ブレーキスイッチと接続するタイプ(99502)もありますよ。 今回は端子を変更するのでどのUSB電源でも使えます。 |
それではデイトナのUSB電源を ヤマハのサブハーネスキットに接続出来るようにする為 端子部分を変更する作業から始めますが どのUSB電源を使う場合でも 基本的には同じ作業になります。 まずはセンターにあるコネクターをニッパーでカットしました。 ヒューズを生かしたい場合は 末端にあるプラスマイナスの丸型端子をカットします。 |
配線が少し短いので 電工ペンチを使って外側の被覆を剥きます。 |
このくらいケーブル部分に余裕があると 楽にコネクターが取付出来ます。 |
次は電工ペンチを使って末端の被覆を 3ミリ~4ミリ程度剥きます。 |
銅線部分をねじって束ねます。 |
次は電工ペンチを使って 先端の銅線部分と被覆部分の2ヶ所に メスの110型端子を圧着します。 ちなみに110型端子(コネクター用)は ヤマハのサブハーネスキットに付属していますよ。 |
これで110型のメス端子が固定出来たので コネクターに接続出来る状態になりました。 |
あとはメスの110型コネクターに カチっとロックが掛かるまで端子を差し込みます。 ちなみに110型のメスコネクターは サブハーネスのオスコネクターに固定されているので そこから外して持ってきます。 ここでもっとも重要なのが プラスとマイナスを固定する位置で オスコネクターのツメを固定する突起物を上にした時に 左が赤のプラス、右が黒のマイナスになるように端子を固定します。 車体側では茶色のケーブルがプラスで 黒のケーブルがマイナスになります。 |
これでデイトナのUSB電源が まるでヤマハ純正のUSB電源のような感じになりました。 |