Rebel 1100 DCT マフラーの交換 Vol.4 |
社外品マフラーのルックスや軽さは手に入れたいけど 正直、純正マフラーよりもうるさいのは勘弁して欲しい・・ そういう方の為に今回は モリワキマフラーを消音してみたいと思います。 という事で用意したアイテムは POSH(ポッシュ)のアルミ削り出しバッフル(39mm)です。 外径が39ミリのバッフルサイレンサーなんですが これがモリワキマフラーの専用品じゃないかと思うくらい ピッタリとサイズが合います。 |
まずはモリワキマフラーで使えるようにする為に 付属の六角穴付きボルトを外して M6×10のイモネジに入れ替えます。 |
ちなみにバッフルの重量は2本のイモネジを入れて53gでした。 |
それでは車体にバッフルを取り付けますが 予めイモネジが外に出っ張らないように内側に入れておきます。 工具は六角レンチを使いますが バッフルの内径が小さいので ショートタイプの六角レンチ(5mm)しか使えませんでした。 |
それではモリワキマフラーにバッフルを突っ込みますが 本当にカツカツのサイズなので マフラー出口に対して真っ直ぐに バッフルを差し込まないと入らないですよ。 そしてイモネジの向きはマフラーに傷が付いても目立たないように 矢印の所あたりの上側に向くように バッフルを差し込んだ方が良いですね。 バッフルの固定位置は マフラー出口にツライチに合わせてからイモネジを締めます。 外すのが大変なので くれぐれもバッフルをマフラーの中に落とさないように注意します。 |
これでモリワキマフラーの消音仕様が完成しました。 とりあえず、アイドリング時の音量を調べてみました。 今回もエンジンが暖まっていない状態なので 2000回転ほど回っているもっともうるさい状態での収録です。 純正マフラーと比べてモリワキマフラーは 2dBほど音圧が上がっていましたが 今回のバッフル仕様では 純正マフラーと比べても4.5dBほど音圧が下がっていたので 6.5dBほど消音出来た事になります。 つまり、モリワキマフラーの音圧を稼いでいたほとんどの要素は 低音域の音だったと言えるので バッフルによって口径を絞るだけでも大幅に消音出来ました。 結果的に純正マフラーよりも大幅に静かになったので これでご近所様から白い目で見られる事も無いと思います。 実際にサイレント仕様のモリワキマフラーで 走ってみた感想は アクセル開度を大きく開けなければ 排気音が完全に風切り音に負けるので ほぼ無音で走れる感じはEVバイクに近く 闇夜から黒い物体が静かに移動している感じは レブルというよりはまさにゴーストですね。 これだと長距離を走っても音で疲れる事が無くなるので 快適性が格段に上がった感じがしました。 |
車体後ろ側から見てみるとこんな感じです。 純正マフラーよりもさらく黒々しいので レブル1100の車体に溶け込んでいますね。 純正マフラーと比べて明らかに優れている所は リアのアクスルシャフトを避けたレイアウトなので 後輪を外す時にもサイレンサーが邪魔にならず いちいち外さなくても良くなったので メンテナンス性が圧倒的に良くなりますね。 |
車体前側から見てみると エキパイと同じブラックの耐熱塗装なので 繋がりが自然で純正マフラーよりも純正っぽいですね。 加速フィーリングは中~高回転域で 純正マフラーよりもエンジンの回りが軽くなるので 加速力がよりレッドゾーンまで伸びるようになりますが そもそも純正マフラーでも スピードリミッターに当たっている状態なので 最高速度は伸びませんが 軽い回転フィーリングやレスポンス等 少しスポーティな加速フィーリングになりますね。 見た目からしても いかにも重そうな太い楕円の純正マフラーよりも かなりスッキリした感じになったので 実際には2Kgほどの軽量化が出来ましたが 精神的には実際の数値以上に軽くなった感じがしました。 サイレンサーの位置が高くなっただけでも 見た目の印象がスポーティになったと思います。 |