Rebel 1100 DCT セットバックスペーサーの取付 Vol.3 |
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ハンドルアップスペーサーの上にハンドルバーを乗せますが
同時に左右のスイッチボックスから伸びるケーブルを
ハンドルアップスペーサー手前(燃料タンク側)
に来るようにしておきます。
とにかくハンドルバーを持ち上げて乗せるまでが
ケーブル類の長さがギリギリで一番キツくなるので
それだけハンドルバーも少し重くなるのですが
スペーサーに乗せてしまえば余裕が出来るので
一瞬だけケーブル類に無理をさせます。
ハンドルバーがスペーサーの上に乗ったら
スペーサーのネジ穴が2本のローレット加工ラインの
中心にくるようにハンドルバーの位置を合わる事で
ハンドルバーをセンターに固定出来ます。 |
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ハンドルバーのセンターを合わせたら
アッパーホルダーを取り付けて4本のボルトを
写真の緩い状態まで締めます。
ハンドルバーにアッパーホルダーが付いたまま取り付けた場合は
この緩いボルトの締め具合の状態で
ハンドルバーを回すとアッパーホルダーの固着が取れます。 |
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ここでハンドルバーの角度を
最初に取り付けてあった角度に調整します。
本来基準にするのはハンドルバーを固定している
ロアホルダーとアッパーホルダーの間にあるポンチの印ですが
セットバックスペーサーを取り付けた事で
その基準が使えなくなったので
ブレーキオイルリザーバーの所にある
ポンチの印(ホルダーの切り欠き)を真上にくるように固定します。 |
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もっと手前にハンドルバーが来るように
自由に角度を調整したい所なんですが
ブレーキレバーがグリップヒーターケーブルを
固定している突起部分に当たるので
ハンドルバーの角度を変えたとしても
ブレーキレバーの角度を適正な位置に
持ってこれない可能性が高くなります。
なのでノーマルの角度で固定する事をお勧めしています。 |
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あと、純正と違う角度にハンドルバーを固定する場合は
左右いっぱいに切った時にスイッチ類が
燃料タンクに接触しない角度に調整する必要があります。 |
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角度が決まったら仕上げに
アッパーホルダーのボルトを4本締めます。
整備書の規定締め付けトルクは26N-mですが
スペーサーの取説では22N-mになっています。
というのも最初に26N-mで締め付けるのは
ネジ山を潰すリスクがあるので
数ヶ月乗ってアッパーホルダーがハンドルバーに馴染んだ時に
26N-mで増し締めした方が確実だと思います。
とりあえずこれで作業完了なので
後は逆の手順でケーブル類を元に戻します。 |
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配線類を元に戻していく中で
このコネクターだけが少しキツいので
メーターパネルを固定する前に
裏側からコネクターの固定を外して
後から結束バンドで固定した方が良いかもしれませんね。
車体の個体差にもよるとは思いますが・・ |
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メーターの位置が高くなった事で
メーターバイザーではケーブル類を覆えなくなるので
下にこんな感じでスペースが出来ます。 |
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温度センサーのコネクターに直接雨が当たらないように
幅広のテープで保護しておくと安心ですね。 |
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アールズギア(R's Gear) セットバックライザーのインプレ |
今回取り付けたスペーサーは
ハンドルバーの位置が40ミリバックするので
すでに販売されているレブル250・500用のハンドルバーの中でいうと
デイトナのハンドルバーとほぼ同じ設定になりますが
身長170センチの体型にはドンピシャだったようで
何も考えなくてもシートのもっとも深い所に
自然に座れるようになりました。
その時の腕の曲がり具合も自然な感じなので
最初からこの設定でレブル1100を売って欲しかったと
心の底から思うというか
海外と日本でハンドルバーの仕様は変えた方が良いと思いますね。
ハンドルバー自体を交換した方が安く済ませる事が出来るのですが
(現時点でレブル1100DCT用のハンドルバーはありませんが・・)
レブル1100の場合は標準で
グリップヒーターが採用されている事もあり
脱着時にグリップヒーター内部の配線を傷つけるリスクを考えても
スペーサーを取り付けた方が
作業工程も最小で済むのでスペーサーを選びました。 |
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