NMAX155 CVTのハイギヤード化 Vol.1

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NMAX155(SG92J)クランクケースまわり

今回は、NMAX155のプーリーボスを短く加工する事で

ハイギヤード化させます。

ハイギヤード化して幸福になれるかどうかは

500回転ほどローギヤード化する

Sモードを普段から常用しているかどうかで決まり

常にSモードで走っている場合は

ハイギヤード化する必要はないです。

Tモードでも十分速いし

むしろTモードしか使っていないような方は

Tモードから500回転ほどハイギヤード化する事で

さらなる静粛性と燃費性能を得られますし

高速道路においても

より低いエンジン回転数で巡航する事が出来ます。

まずは、クランクケースカバーを取り外しますが

作業の詳細は、ここのページで掲載しているので

今回は省略しますよ。

 
NMAX155(SG92J)ドライブプーリー一式

後戻りが出来ないプーリーボスの加工を行う前に・・

一般的なスクーターのプーリーボスの価格は

1000円程度なので

加工に失敗したとしても痛手が少ないのですが

YECVTの場合、プーリーとボスが一体になった

特殊な構造(型番:BLS-E7601-00)なので

初期は、15000円ほどでしたが値上されています。

なのでもし、加工に失敗した場合は

そこそこの大金を失う覚悟で加工を行う必要があります。

 
NMAX155(SG92J)エアクリーナーボックス持ち上げ

それではドライブフェイスを取り外した状態から始めますが

プーリーを出来るだけ動かさないように

プーリーとボスをまとめてシャフトから抜き取ります。

エンジンオイルが垂れてくる可能性が高いので

プーリーの下にペーパータオル等を敷いておきます。

 
NMAX155(SG92J)クランクケースの樹脂カバー

オイルのような物が垂れているのですが

シャフトの奥にあるギア類は全て

潤滑油にエンジンオイルが使われています。

ベアリングの奥にはエンジンオイルが貯まっていて

プーリーを使ってフタがされている状態でした。

 
NMAX155(SG92J)フロントサイドカバーのツメ

車体のシャフトに通していない状態で

プーリーをスライドさせると

写真のようにボスの内側にある4つの穴から

内部に封入されているグリスが出てくるので

プーリーを反対側に動かしてグリスを一端

中に吸わて引っ込ませます。

 
NMAX155(SG92J)ケーブルブラケット

加工を行う作業中に

どうしてもプーリーが動いてしまう為

グリスが中の穴から出てこないように

ペーパータオル等を使って

プーリーボス内をカツカツに詰め物をします。

出来るだけ隙間が出来ないように

適当な棒状の工具を使って押し込んで詰めます。

ちなみに加工用としてプーリーとボスがアッシーの

BLS-E7601-00を取り寄せた場合は

輸送中にグリスが出ないように

樹脂の筒が内側に差し込んであるみたいなので

こういう詰め物をしなくても作業が出来ると思います。

 
NMAX155(SG92J)YECVT専用グリス

ちなみにプーリーボスとプーリーの内部に充填されている

特殊なグリス(型番:Q4M-YSK-001-Z01)は

単品でも買うことが出来ますが・・

うまく圧力を掛けてグリスを内部に

充填する作業の方が難しいと思うので

出来るだけしっかり詰め物をして

グリスの流出を防いだ方が良いですね。

 
NMAX155(SG92J)樹脂カバーの突起部分

加工する前にプーリーボスの長さを測っておかないと

何ミリ削ったか分からなくなるので記録しておきます。

プーリーの位置によって飛び出し量も変わるので

プーリーが端まで移動している事を確認してから

ボスの飛び出し量を計ったり

マジックで削る部分に印を入れても良いですね。

今回は、プーリーボスの末端を1mm削りますが

0.5mm削ると、約250回転ほどハイギヤード化します。

プーリーボスを1mm短くする事で

ドライブフェイスとプーリーの隙間が1mm狭くなるので

プーリーのより末端部分まで

ベルトを上げる事が出来るようになります。

 

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