NMAX155 CVTのハイギヤード化 Vol.2

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NMAX155(SG92J)プーリーボス加工

それではプーリーボスの末端を1mm削って

短くする加工を行いますが

素早く終わらせるなら電動工具で

0.5mm程度を削ってから

耐水サンドペーパーで表面を成らす方が早いですね。

ただ、少しの力でも多く削れてしまう為

失敗する確率も高くなります。

ちなみに・・ここでの加工の失敗とは

ボスの先端が斜めに削れたり

それを修正する為に目標の1mmよりも

多く削ってしまう事ですね。

 
NMAX155(SG92J)プーリーボスの表面成らし

時間が掛かったとしても、確実なのは

平らな水平が取れた机の上で

耐水サンドペーパーを使って地道に削る作業を行う事です。

サンドペーパーを時々水に潜らせながら

最初は粗い200番以下で削り

残り0.3mmあたりになると仕上げに向かって

400番、800番、1000番あたりで徐々に表面を成らします。

こまめにボスの長さを測ったり

小さな水平器を上に乗せて水平を取ると

まず失敗しないと思います。

2000番以上のサンドペーパーを使って

表面をツルツルにし過ぎても

ナット等が緩まりやすくなる弊害があるので

削っていない方のボスプーリーの手触りと

同じ感じに仕上げるのが確実ですね。

 
NMAX155(SG92J)加工後のプーリーボス

1mmほど削るとこんな感じになりましたが

削りカス等をしっかり取り除いて車体に戻します。

 
NMAX155(SG92J)ドリブンプーリーのセンサー

ちなみにYECVTを搭載したNMAX155では

ドリブンプーリーの回転数を読んでいる

センサー等が設置されている事もあり

メーターパネルのエンジンチェックランプが点いて

エラーが出る可能性があります。

 
OBD2スキャンツールとバイク用6Pコネクター

もし、エンジンチェックランプが点灯した場合は

バイクを購入したディーラーでリセットを掛けてもらうか

このようなOBD2のスキャンツールを使って

リセットを掛けます。

ちなみに自動車の故障診断コネクターには

そのままダイレクトに接続出来ますが

バイクの故障診断コネクターに接続するには

赤い6Pコネクターに変換するケーブルを使います。

以前は各メーカーでコネクターが違っていましたが

現在は、ホンダの赤い6Pコネクターに統一されています。

 
NMAX155(SG92J)故障診断コネクター

NMAX155の故障診断コネクターは

バッテリーの右側にあるので

キャップを外して接続します。

 
OBD2スキャンツール起動

スキャンツールを故障診断コネクターに接続するだけで

バイクによってはスキャンツールが起動しますが

反応しない場合は、ACC電源を入れるか

エンジンを掛けると起動するので

OBDIIの項目でエンターボタンを押すと

車体の情報をスキャンするので

エラー情報を表示する項目や

リセットする項目が出てきます。

ちなみに、このスキャンツールは日本語化していますが

購入時は英語になっています。

エラーやリセットといった

簡単な英単語しか出てこないので

特に英語でも困らないと思います。

本当に故障している場合はリセットを掛けても

エンジンチェックランプが消えずに

エラー情報が表示され続けますが

故障している訳ではないのでリセットすると

エンジンチェックランプが消えて

エラー情報が無くなります。

 
NMAX155(SG92J)ギア比の比較

左:加工後     右:ノーマル

プーリーボスの加工後に走行テストを行いましたが

125ccクラスの他のスクーターと同様に

プーリーボスが1mm短くなる事で

ピッタリ500回転ほどハイギヤード化しました。

今回のようなプーリーボスの長さによる

ギア比の変更を行うと

ギア比全体がハイギヤード側にシフトするだけなので

停止時から発進する時のギア比も高くなり

加速力が鈍るのですが

YECVTの場合は、加速時に

シフトダウンボタンを押すことで

いくらでもローギヤード化する事が出来るので

従来のスクーターのようなデメリットが

起きない所がポイントだと思います。

ちなみにSモードで走っても、Tモードと同じで

ノーマル時のSモードよりも

500回転低い状態になります。

 

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