KAWASAKI ニンジャ400 エアロフラップの製作 Vol.3

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カーボンシート貼り

それではいよいよ車体への取付です。

まずはエアロフラップがカウルと干渉する所に

幅が広めのビニルテープを貼って傷がつかないようにします。

このビニルテープがフラップからはみ出ると

一気にダサダサになるので完全に隠れるサイズにします。

 
Ninja400用エアロフラップ

後はフラップをスクリーンの上に重ねて

ミラーを固定し直すだけですが・・

そもそもこのミラーの土台は

スクリーン自体を直接押さえつけていないので

ボルトをいくら締めてもスクリーンが割れる事はないのですが

このフラップを取り付ける事によって

土台の締め付ける力がフラップの厚みの分だけ

スクリーンに加わるようになるので

ボルトを締め付け過ぎると

スクリーンにヒビが入ったり破損してしまいます。

このフラップ自体は何をしても絶対に割れない素材なんですが

スクリーンの素材は硬く簡単にヒビが入るので

くれぐれもボルトの締め付け過ぎには気をつけます。

 
ゴムシート

このような1mm厚程度の薄いゴムシートを使って

スクリーンとフラップの間に挟む事で

スクリーンへの負担を減らし割れにくくなるだけでなく

このゴムの弾力を利用する事で

ボルトを強く締め付けなくても緩みにくくなりますが

一番確実なのは低強度で良いので

ボルトの緩み止め剤をボルトに塗ると完璧だと思います。

 
Ninja400エアロフラップ

という事でこんな感じに仕上がりました。

Ninja400(Ninja250)のエアロフラップの完成です。

 
Ninja400用エアロフラップ

正面から見るとこうなってます。

体の調子が悪い時なんかはお耳に見えたりもしますよ。

 

真横から見るとこんな感じです。

 
Ninja400エアロフラップ

車体全体からだとこんな感じです。

手を冷気から守る為のアイテムとして

グリップヒーターを使ったりしますが

流体力学を応用する事で

バッテリーに余計な負担を掛けずに

手の冷えを軽減出来て尚且つ

フロントタイヤの接地性を高められます。

バイクにより高いパフォーマンスを求めるなら

エアロフラップ以外の選択肢はないでしょう。

最近ではモトGPでもダウンフォースを得る為に

このフラップに似たような効果を持つアイテムが

使われたりもしているので

近い将来、このアイテムが

当たり前になる日も近いかもしれませんね・・・

 
 
 
 
 

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