KAWASAKI ニンジャ400 スクリーンの製作 Vol.1 |
今回はNinja400のスクリーンを手作りしてみたいと思います。 この作業もNinja250(EX250P)と共通ですよ。 自分でスクリーンを作る事で 売ってなさそうな巨大なスクリーンを作る事が出来ますし 社外品スクリーンの約1/5程度の価格で作れるのが魅力です。 今回用意した素材は PET樹脂板(450×900厚み1.5ミリ)で ペットボトルの素材と同じなのでエコロジーな素材です。 上の写真の300×450の2サイズ上が450×900で 強度と加工のしやすさから1.5ミリ厚がベストです。 |
とりあえず寸法取りの為に純正スクリーンを回収します。 ミラーの六角穴付きボルト(4ミリ)と共締めして 固定してあるので4つのボルトを外します。 |
ボルトが外れても車体側からの飛び出しに スクリーンが引っかかっているので落ちませんよ。 |
純正スクリーンを部屋に持って帰ります。 |
それでは自作スクリーン製作に取り掛かります。 工作マットの上にPET板を置いて純正スクリーンを載せます。 ボルトを通す穴の位置をPET板に書き込みます。 |
出来るだけ大きなスクリーンを作るなら PET素材の出来るだけ端に穴の印を付けます。 撮影の為に分かりやすく円を描いていますが 穴の中心に点を書くだけで良いと思います。 |
純正スクリーンをそのまま横に平行移動させて 反対側にも穴の印を入れると こんな感じになります。 後に分かりますがこの穴から穴の距離はやりすぎの例なので もう少し狭めた方がいいですね。 |
とりあえずここで穴を開けたいと思います。 千枚通しやドリルポンチを使って小さい穴を開けておきます。 |
10ミリのキリを使ってドリルで穴を開けます。 千枚通しだけでも簡単に穴が開けられますが ドリルの方が切り口が綺麗です。 |
次は穴を開けた所とスクリーンの穴を重ねてから スクリーンの片側だけの形状を書き込み 反対側も同じように片側だけ書き込みます。 最後にフリーハンドで左右に書き込んだ線を中心で繋ぎます。 こうやると純正スクリーンとほぼ同じ形状になりますが 自由にデザインしてもいいと思います。 ただ、取り付けた時に周りのカウルと干渉する恐れがあるので ネジ穴周りの形状は純正スクリーンと同じにした方が良いですね。 |
万能ハサミを使って線に合わせてカットします。 1.5ミリ厚なので大きな普通のハサミでもカットできますが 出来るだけ大きい万能バサミの方が 簡単にカットできますよ。 ハサミで切りにくい所はカッターナイフを使います。 天辺の長さは純正スクリーンを基準にカットします。 ボルトが通る穴から穴の距離にもよりますが 純正スクリーンと同じ長さにカットしても 板を曲げると純正よりも大きなスクリーンが出来るので どちらかというとスクリーンの大きさは長さではなく 幅(ボルトの穴から穴の距離)の方が重要です。 |