KAWASAKI Ninja 250SL インプレッション Vol.3

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Ninja250SLエンジン

エンジン

KLX250(DトラッカーX)のエンジンをチューンしたエンジンで

24PSから29PSへと、5PS分引き上げられています。

元々、低~中回転域で力を発揮するエンジンですが

回転数と共に出力が盛り上がっていく特性になっていて

DトラッカーXのエンジンよりも

高回転型にチューニングされています。

高回転型になった事でどうしても出だしの力強さでは

DトラッカーXのエンジンに分がありますね。

DトラッカーX同様、Ninja250SLでも6500回転あたりから

震動が大きくなりますがバランサーのおかげで

マッサージ器のような震動になる事はなく

レッドゾーンまで容易にブン回す事が出来ます。

4000回転あたりの比較的低い回転数でシフトチェンジしても

ピックアップが良く、必要十分な加速が出来る所は

単気筒エンジンならではの素晴らしい所ですね。

低回転域では、やはりスナッチ(ガックンガックン)が出るので

6速時には、2600回転以上は回しておく必要がありますね。

気になる実燃費は、1リッターあたり31.2Kmでした。

ちなみにカタログのWMTCモード値が31.3Kmだったので

WMTCモード値はかなり信頼性が高い数値なようですね。

最高速度はメーター読みで体を伏せて157Km/hでした。

 

Ninja250SLメーターパネル

メーターパネル・・

最近トレンドのフルデジタルメーターですが

センスが良いので、安っぽく感じない所が素晴らしいですね。

アイドリングは1500回転あたりで、1000回転を切るとエンストします。

エンスト耐性は、強くもなく弱くもなく普通といった感じで

クラッチだけでも発進出来ます。

単気筒エンジンの鼓動は、エンストする瞬間が

分かりやすいので容易にリカバリー出来ると思います。

走行距離の情報表示は、ODOメーター・Aトリップ・Bトリップと

燃費関係の情報は一切無く、シンプルな構成ですね。

出来れば水温計とシフトポジションを表示して欲しいですね。

 

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