実際に走ってみると身体に感じるダウンフォースは
ノーマル状態と比べて圧倒的でした。
レーシングカーの空力性能を少し垣間見られたような気がします。
特に私のロードスターは175幅のエコタイヤを履いているので
リアのグリップ力が乏しいのですが
速度が乗るにつれてリアが重くなって沈む感じが分かり
圧倒的な安定感を味わえました。
アクセルを全開で抜ける高速コーナーが
やっぱり一番分かりやすいですね。
なんせ1分程度で簡単に取り外せるので
ハネ有りハネ無しの違いを簡単に体感する事が出来ますよ。
地球に存在する無料の空気と
既存のトランクリッドを利用する事で
2000円前後の少ないコストでサーキットでのタイムを
確実に削る事が出来る(コースにもよるけど・・)ので
費用対効果としてはこれ以上の物は今の所考えつかないです。
サーキットではタイムが全てなので
後ろからの見た目が多少アレでも
タイムが一番速い車輌が一番イケてるのです。
さらにこのウイングの可能性としては
レースのレギュレーションでウイング装着を認めていなくても
このやり方なら規定に触れないかもしれませんね。
レギュレーションの網目をくぐるのは
F1などあっちの世界では常識です。
まあ、1回目は勝てたとしても
2回目以降のレースでは全員がこの技をやってくるので
もう勝てなくなるというか
ロードスターのワンメイクレースで
全車両がこのウイングをやっている絵を想像したら
なんせ見た目がアレなのでゾッとしますけどね・・ |