Mazda ND ロードスター リアスタビライザーの取付 Vol.2 |
それではNDロードスターのリア側をジャッキアップします。 油圧ジャッキにはラバー系のアタッチメントを取り付ける事で 車両側にキズが付きません。 今回はタイヤを付けたまま作業が出来るので安全ですね。 ちなみに車高を落としていなければ、ジャッキアップしなくても 敷物を敷いて寝転ぶだけで作業が出来ますよ。 |
NDロードスターのリア側のジャッキアップポイントは デフケースの下を通っている サスペンションクロスメンバー(サブフレーム)の所ですよ。 |
持ち上げたら、両サイドのロッカーパネルのミミの所にある 一番メジャーなジャッキアップポイントに ジャッキスタンドをセットします。 ジャッキスタンドには、ラバーを敷かないと 車両側にキズが付きますよ。 |
ちなみにFRやMR、RRの後輪駆動車で リア側をジャッキアップする時には 必ずフロントタイヤにタイヤストッパーを使います。 私はビビリなので前輪の両方のタイヤに2個使っています。 毎年何人かはジャッキアップでの死亡事故が 起きているようなので慎重に慎重を重ねたいですね。 |
それでは、まず純正スタビライザーを取り外します。 車両の左側から作業しますね・・ リアサスペンションのスタビリンクとスタビライザーを 固定しているナット(14ミリ)を外します。 もちろんナット類は全て流用します。 大きいラチェットだと回りのアーム類に干渉するので 小さめのラチェットを使うか メガネレンチの方が作業しやすいですね。 ナットの締め付けトルクは大したこと無いので 比較的簡単に外れると思います。
スタビリンクのネジが供回りしてナットが外れない場合は 六角レンチ(5ミリ)を突っ込んでネジを押さえながら メガネレンチを使ってナットを外します。 |
次は、すぐ隣にあるスタビブラケットのナット(12ミリ)を 2個外しますが、1個だけユルユル状態にして 完全には外さず、ナットを残しておきます。 ここはメガネレンチだとしんどいですね。 ラチェットでも写真のようにロングソケットだと 後ろにあるマフラーのサイレンサーが邪魔なので 手が当たって怪我をしないように注意してください。 走ったすぐ後だとマフラーも熱いので火傷にも注意ですね。 |
次は車両右側・・ 左側と同じようにナット(12ミリ)を2個外して スタビブラケットを外します。 ナットが外れたらブッシュから スタビブラケットの金具を外しておきます。 |
最後にスタビリンクのナット(14ミリ)を外して スタビリンクからスタビライザーを外します。 |
左側に戻って、ユルユルのスタビブラケットのナットを外したら スタビライザーをくるっと回して車両左側から抜きます。 引っかかるのは、マフラーだけなので簡単に抜けると思います。 |