Mazda ND ロードスター タイヤの選定 Vol.7
2014年の2月にヨコハマタイヤから発売されたタイヤで
ヨコハマの低燃費タイヤのブランド「ブルーアース」シリーズの中でも
AF-01Fは転がり抵抗係数が最高グレードのAAAを
取得しているのが最大の特徴です。
NDロードスターの純正タイヤと同じ外径で合わせるなら
185/55R16のサイズになるので少し幅が狭くなります。
15インチホイールに履かせる場合は
さらに幅が狭くなる175/65R15になります。
タイヤの重量は、175/65R15のサイズで約6.6Kgでした。
エコタイヤの中で一番重量が軽かったダンロップのEC203と
ほぼ同じくらいの重さなので
かなり軽い部類のタイヤになりますね。
プロドライブのGC-010E（15インチ）に履かせてみると
重量は12.1Kgでした。
つまりGC-010E（6.5J×15+35）の重量は5.5Kgになります。
あえて転がり抵抗係数のグレードがAAのEC203を履いてから
このAF-01Fを履きましたが
明らかに発進する時に軽さを感じますね。
ドライグリップ力はEC203より少し落ちると思います。
全てのタイヤが当てはまる訳ではありませんが
やはり、転がり抵抗係数とドライグリップ力は
反比例する場合が多いですね。
一番気になった所は乗り心地が明らかに悪いですね。
乗り心地も含めて全体の印象は
グッドイヤーのGT Eco Stageにソックリで
GT Eco Stageの転がり摩擦係数グレードAAA版って感じです。
空気圧は低めの1.8～2.0KPaくらいで乗れば
乗り心地の問題は解決しました。
直進性もいかにもエコタイヤで
ハンドルセンターが曖昧気味になりますね。
とにかく発進時に軽さを求めたいなら
転がり摩擦抵抗の少なさやタイヤ自体の重量の軽さなど
このタイヤが今の所、一番優れていると思います。
価格的にはダンロップのEC203より少し高いくらいなので
比較的低価格で買えるタイヤですね。