YAMAHA MT-09 グリップヒーターの取付作業 Vol.3 |
次は車体右側のスロットルスリーブを交換するので スイッチボックスにあるプラスネジを全て外します。 |
ここのプラスネジだけは ブレーキレバーが工具の邪魔をする可能性があるので L字型のプラスドライバーを使えば確実ですね。 変な角度からネジを緩めると ネジ山を潰す可能性があるので無理はしないように・・ |
ちなみにその外しにくいプラスネジは 他のプラスねじより1本だけ長いので 元に戻す時は間違えないように気をつけます。 取り付け時の締め付けトルクは1.8N-mです。 |
スイッチボックスのネジが外れたら スイッチボックス後方をパカっと外します。 |
あとは引っかからないように気をつけて スロットルスリーブを抜き取ります。 |
ハンドルバーが乾いていたら 適当なグリスを塗っておきますが スロットルスリーブは樹脂なので 粘度の高いシリコン系のグリスが適していますね。 |
グリップヒーター側の突起部分と 車体側のへこみ部分を合わせてスリーブを差し込み 滑らかに動作するかを確認してから スイッチボックスを元に戻します。 |
スイッチボックスを元に戻す時には ここのプラスねじに配線の金具を共締めします。 |
あとは車体左側と同じようにヘッドライト裏に隙間があるので 車体の前まで配線を通します。 |
配線はかなり余るのでくるっと適当に回して 同じ色のコネクターと接続し ヘッドライトカバーを元に戻します。 |
仕上げに好みのバーエンドを取り付ければ作業終了です。 もちろん純正のバーエンドもそのまま付きますよ。 |
キーを捻ってメーターパネルが立ち上がると グリップヒーターのアイコンが増えているので ハンドル右にあるダイヤルを回せば選択出来るようになります。 |
グリップヒーターは10段階で暖かさを選べるので かなり幅広い気温に対応出来ますよ。 正直、10段階で細かく温度が調整出来るグリップヒーターは 他にはなかなか無いと思うので 過去最高レベルに使いやすいグリップヒーターなのですが ここまで最初から用意さているのなら 標準装備にして欲しかったですね。 |