YAMAHA MT-09 グリップヒーターの取付作業 Vol.2

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次は車体左側のグリップを外しますが

純正グリップをもう二度と使う事は無い場合は

カッターナイフで切り目を入れて外しても良いのですが

綺麗な状態で回収したい場合は

幅12ミリ、長さ120ミリ程度のステンレス製のコーキングヘラ

シリコンスプレーを吹きかけたシリコンブレード工法がお勧めで

マイナスドライバーよりも薄いので

グリップやハンドルバーの塗装を削ってしまうリスクが少ないです。

 

コーキングヘラをグリップとハンドルバーの隙間に差し込み

左右に振りながらしっかり奥まで差し込みます。

これを3箇所くらいで行うと

グリップとハンドルバーが完全に分離するので

グリップを捻って確認します。

 
MT-09(RN69J)左グリップ取外し

グリップがクルッと回る状態になったら

そのまま抜き取れます。

ハンドルバーに残った大きなボンドのカスを取っておきますが

MT-09はほとんどボンドが残らないタイプですね。

 

次はグリップヒーターを固定するので

予め用意した多用途ボンドを

ハンドルバーの端から3分の1程度にしっかり塗ります。

下側も忘れないように360度塗り

ボンドが固まらないうちに素早く

ハンドルグリップを回転させながら差し込みます。

回転させる事でボンドがグリップ全体に広がります。

 

一般的には取り付けるグリップの内側に

パーツクリーナーを軽く吹いておきますが

MT-09の場合、グリップとハンドルバーの隙間がかなり多く

スルっと難なく差し込めてしまうので必要ないと思います。

まあ、やっても良いのですけどね・・

 

グリップヒーターをスイッチボックスの所まで

しっかり差し込みますが

ケーブルを車体に配線しやすいように

ここにケーブルが来るようにグリップを回転させて調整します。

 
MT-09(RN69J)純正グリップヒーター

上側から見た正しいグリップの固定位置は

スイッチボックスの真上にある切り目のライン上に

グリップのYAMAHAのロゴが来る位置です。

 

グリップヒーターのケーブルを他の配線と同じルートで通し

固定しながらヘッドライトの所まで持って行きますが

ここで付属の結束バンドを使います。

 

ヘッドライトの裏側から配線を通せる隙間があるので

裏から表に配線を通します。

 

正面から見るとここに隙間がありますよ。

 
MT-09(RN69J)グリップヒーター電源接続

配線は長めなので適当に中でくるっと巻いて

同じ色の黒いコネクターに接続させます。

これで左側のグリップヒーターの取付は完了です。

 

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